卜部弘嵩 復活勝利の陰に高橋ユウの内助の功【7・22 Krush.90】
初めての58.5kgでの戦いにも手応え
「Krush.90」(7月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月23日、東京都内で行われた。
「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の大将戦に出場し、勝利を収めた卜部弘嵩は「相手はタフでいいファイターだった。その中でしっかり最低限の仕事ができたかなと思っている。今はホッとしている」と試合を振り返った。初めての58.5kgでの戦いについては「実際に戦ってみてスピードが落ちることもスタミナが落ちることもなかった。まだまだ出し切っていないところもあったし、同時に改善点もあった。いろいろなことが見えた試合だったと思う」と話した。
「負けられない試合で、勝ちに対する執念で僕が上回った」
卜部は大会を前にモデルの高橋ユウとの婚約報道が流れ、試合当日は高橋にプロポーズした番組が流れるという異様なシチュエーションでの試合となったが「試合後に携帯を見たら、結構な数の連絡が来ていて、それがずっと続いて今もいろいろな人から連絡が来ている。地上波でK-1、Krushが多くの人に広められたら選手としてうれしい」と話した。
2人の出会いは高橋がK-1の大会を見に来たことがきっかけ。「僕も彼女もハーフということで共通点があった。食事会を開いて、解散となる時にお姉さんの高橋メアリージュンさんが“連絡先をみんなで交換しましょう”と言ってくれて、そこから連絡を取り合うようになった」となれそめを語った。
今回、大会と番組がかぶってしまったのは偶然だったとのこと。そして「階級を下げることで食事面で神経質になるところもあったがそういったところも理解してくれていろいろとサポートしてくれた」と内助の功があったことを明かし「昨日の試合は僕にとって負けられない試合で、勝ちに対する執念で僕が上回った。今後はK-1フェザー級のタイトルだけを見て突っ走っていこうと思う」と話した。