左右田泰臣が中国人マスクマン養成計画を逆提案【7・22 Krush.90】
試合は貫禄の2RKO勝ち
「Krush.90」(7月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月23日、東京都内で行われ、高木健太を除く「日本vs中国・7対7全面対抗戦」に出場した13選手が登壇した。高木は骨折の疑いがあり会見を欠席した。
カード発表会見、前日会見と髪切りマッチネタで大会を煽った左右田泰臣は前日の試合ではモン・グォドン相手に2RKO勝ち。試合については「前日の記者会見の件があってモチベーションを上げるのがきつかったが、勝ててホッとしている。師匠の大宮司さんと作戦を立てて、KOするなら左ボディーと決めていたが、その形になって良かった。2RにGOサインが出た時に荒くなって固くなったのが課題。相手の左ミドルはもらっても倒れることはないのでそこは無視して進めた」などと話した。
試合後に同門のKrushウェルター級王者・塚越仁志にむちゃぶりで締めを任せたことについては「去年の12月に“棒読み事件”があったと思うんですが、そういう感じで終わるのかなと改めて家で映像を見て確認したら、“左右田さんが髪を守ったので僕はベルトを守ります”ってなにうまいこと言ってんだって。まあベルトは彼を成長させていると思います」と話した。
中国からのオファーをまさかの拒否
この左右田に中国のユー・レイ氏が「左右田選手に中国で試合をしてもらいたい」と熱烈オファーをかけると、左右田は「申し訳ないんですが、そこはお断りを。メキシコだったら考えたいんですが」とまさかの拒否。そして「僕が行くのではなくて、誰かを僕のもとに預けていただいて立派なマスクマンに育てるのもありかなと思います」と逆提案したが、これは翻訳されなかった。
レオナ・ペタス「僕が一番強いと思っているんで、誰とやってもいい」
五将戦でKO勝ちを収めたレオナ・ペタスは「勝てたが、試合中初めて負けるかもしれないと思った。その中で世界のトップクラスの選手に勝つことができていい経験になった。自分の中で一番レベルが高いと思っているのは防御力なのだが、相手の攻撃力が強くて破られそうになった。でも相手も倒しに来ているということは隙を突けると思った。ここまで来たら気持ちの勝負。前に出ていいパンチを当てられれば倒せると思っていた。その中でいい攻撃があたってKOにつながった」などと試合を振り返った。
試合後のマイクアピールについては「直近で負けているのは安保璃紅選手なので安保選手とやりたいと思ったが、誰が相手でも僕のほうが強いんでKrush側さんが組んでくれる選手なら誰とやってもいいかなと思う。やはり目に見えるもの(ベルト)があったほうがいいと思うんですが、それは遅かれ早かれ、実力的にも取れると思うので、あとはファンが見たいというカードとかそういう選手を倒していってという感じ。僕が一番強いと思っているんで、誰とやってもいいかなと思います」と話した。