銀座に地上1階・地下4階の「公園」が誕生/8月9日(木)の東京イベント

 2017年3月末に営業を終了した銀座のソニービルがリニューアル。「Ginza Sony Park(銀座 ソニーパーク)」として本日9日にオープンする。

 数寄屋橋交差点に隣接する立地に出現した、緑あふれる憩いの場。Ginza Sony Parkはこの地上スペースだけでなく、その下の地下層まで全体が「垂直立体公園」という施設。

地下4階 “BEER TO GO”by SPRING VALLEY BREWERY

 公園としての公共性を表している特徴的な点が、地上でも地下でも、外部とつながっているということ。地上は晴海通り、外堀通り、そしてソニー通りに面しており、地下では地下鉄コンコースや地下駐車場につながっている。しかも、外部と施設の間には壁やドアがほとんど無く、まさに公園に出入りする感覚。地下3層を貫く吹き抜け空間も、開放感を演出している。

 ちなみに、地下4階まで各回にトイレが設置されており、その総数は地上8階建てだったソニービルよりも多いとか。まさに気軽に利用できる公園のトイレといったところ。

銀座の真ん中でローラースケート体験!

 施設内の店舗も個性的。地下4階には、クラフトビールとデリを販売する「“BEER TO GO”by SPRING VALLEY BREWERY」、地下3階には、あんを気軽に楽しめる「トラヤカフェ・あんスタンド」、地下1階にはコンビニエンスストアをコンセプトにしたユニークなアイテムショップ「THE CONVENI」とミシュラン星獲得店による飲茶スタンド「MIMOSA GINZA」が出店。

 地下2階のイベントスペースでは、さまざまなイベントを開催。9月24日までは無料で楽しめるローラースケート場が登場。

グラウンドフロアは緑あふれる憩いの場

 地上フロアでは、プラントハンターの西畠清順氏をプロデューサーに迎えた「アヲ GINZA TOKYO」で、世界各地から集められた植物に囲まれて過ごすことができる。これらの植物は購入することができ、そのつど植物が新たに入荷する“買える公園”となっている。他、季節限定のポップアップストアやTOKYO FMのサテライトスタジオを設置。
 
 各階には“余白”のスペースが意図的に作られ、ベンチも多数設置。それぞれのショップで購入したフードやドリンクは、施設内で自由に楽しむことができる。

 2022年に完成予定の新ソニービルのグランドオープンまでの期間限定となる“銀座の公園”で、くつろぎの時間を楽しんでみては。

「トラヤカフェ・あんスタンド」ポップアップストアでは限定メニューも! 写真はアルコール入りかき氷〈ラム〉540円
「Ginza Sony Park」
【開園機関】2018年8月9日(木)~2020秋
【開園時間】5時~24時30分(開園日の8月9日は13時より)
※パーク内の店舗の営業時間やイベント開催時間はそれぞれ異なる
【住所】中央区銀座5丁目3番1号
【URL】https://www.ginzasonypark.jp/