中邑真輔が格下相手に「寝言は寝て言え!」【WWE スマックダウン】
快勝で「サマースラム」のUS王座戦に弾み
WWEのUS王者・中邑真輔が8月7日(現地時間)にフロリダ州オーランドで行われた「スマックダウン」に出場。R・トゥルースの挑戦を受けてシングル戦で対戦した。
試合前に「サマースラムで中邑と闘いたい」とアピールするトゥルースに対し、中邑は「寝言は寝て言え」と日本語で一蹴。ヒザの連打で先制すると「カモーン」とトゥルースを挑発。身体能力の高さで反撃を試みるトゥルースだったが、中邑は飛び付き腕十字から三角絞めで追いつめると、最後はキンシャサを叩き込んで3カウント。実力差を見せつけてトゥルースに快勝し、「サマースラム」で行われるジェフ・ハーディとのUS王座戦に弾みを付けた。
ヒデオ・イタミは実力者アリを撃破
クルーザー級王座奪取を狙うヒデオ・イタミは「205 Live」(現地時間8月7日)でムスタファ・アリとシングル戦で激突。
ヒデオは試合前「アリは俺が誰かまだわかってない。俺をマジにしたらどうなるか思い知らせてやる」と意気込んで試合に臨むと序盤から感情むき出しのファイトでアリの顔面を蹴りつけ、さらにエプロンの攻防で豪快なドロップキックを炸裂。コーナーポストに飛ばすと、その後も容赦なく蹴りつけアリに大きなダメージを負わせた。
アリも負けじとスーパーキックや豪快なパワーボムを繰り出せば、ヒデオもファルコンアローで反撃して白熱の攻防を展開。スチール階段に誤爆したヒデオに、アリはセカンドロープからDDT。
ピンチを迎えたヒデオだったが、アリがトップロープでバランスを崩した瞬間を逃さず反撃。最後は串刺しドロップキックを3連発でピンフォールを奪った。実力者アリを撃破したヒデオが再びクルーザー級王座戦線で存在感を示した。