『ONE PIECE』の世界を管楽器やパーカッション、パフォーマンスで表現!
世界中で愛されるコミックス『ONE PIECE』(ワンピース)。たとえその物語に親しみのない人であってもタイトルや「海賊王になる!」のフレーズは耳にしたことがあるのではないだろうか。漫画はテレビアニメになり、映画になり、近年では歌舞伎にもなって、さまざまな表現で物語が届けられている。
この夏、また新しい『ONE PIECE』が始まった。先日『ワンピース音宴(おとうたげ)〜イーストブルー編』が開幕。『ONE PIECE』が、ブラスバンド、マーチングバンド、ドラム&ビューグル・コーからなるブラス・エンターテインメントとパフォーマーのダンスやアクションと融合した新しいエンターテインメントだ。
パフォーマーはルフィやゾロ、ウソップ、サンジ、ナミの姿でダンスやアクションを展開。楽器の演奏者たちはみんな、劇中に登場するキャラクターの姿でトランペットを吹き、パーカッションを叩く。劇中で使われた楽曲が登場するのはもちろんだが、キャラクター登場時の音や走る表現だったりといった音を表現することにもチャレンジする。バンドを率いるパーカッショニストの石川直は「世界観を崩さないように音にしていければ」。作品の大ファンである山里亮太は「漫画の中でも擬音とかって大事にされている」とし、「イーストブルー編だし、ミホークとの戦いの時とか大変そうですね、……もしやるとしたら」と前のめりだった。
驚きのポイントは、演奏者たちが客席の中に入ること。自分の真横で楽器が鳴り響いたりと、時には巻き込まれたりすることも。迫力も臨場感も、自分が『ONE PIECE』のなかにいるような一体感もある。
残りの夏休みは、東京国際フォーラムで新しい『ONE PIECE』のなかで、あなたも「麦わらの一味」なっちゃおう。そして、あの曲を歌っちゃおう! きっと忘れられない夏の思い出ができるはず。
【日程】〜9月2日(日)※木曜休演
【会場】東京国際フォーラム ホールC(有楽町)
【料金】S席9800円、A席8300円、B席6800円(税込・全席指定)
【URL】https://otoutage.com/