書くことの自由をめぐる、みのほどしらずな物語(劇)ヤリナゲ『みのほど』

「預言者Q太郎の一生」/2017年7月/こまばアゴラ劇場/撮影:村上薫 

 三鷹市芸術文化センターの名物企画である『MITAKA “Next” Selection』も今年で実に19年目を迎える。

 今年は8月〜10月にかけ「(劇)ヤリナゲ」「ぱぷりか」「かわいいコンビニ店員飯田さん」の3劇団が上演する。

 トップバッターの(劇)ヤリナゲは2012年に越寛生が立ち上げた劇団。うかつに笑えないようなデリケートなテーマを持ち前の適当さで笑えてしまう舞台に仕立て上げる。2015年には越が『スーサイド・イズ・ペインレス』で「佐藤佐吉賞最優秀演出賞」を、2016年には『緑茶すずしい太郎の冒険』が「CoRich 舞台芸術まつり!2016春」の最終審査に選出されるなど着々と実績を積み上げている劇団だ。

 今回のお話は「書くことの自由をめぐる、みのほどしらずな物語」とのこと。意味深でちょっと気になる。

(劇)ヤリナゲ『みのほど』
【日時】8月24日(金)〜9月2日(日)(開演は金火木19時30分、土水14時/19時30分、日14時。月曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール(三鷹)
【料金】全席自由席・日時指定・整理番号付き 一般前売3000円、当日3500円/U25(25歳以下)1800円(前売・当日とも。来場時、要身分証明書)/高校生以下1000円(前売・当日とも。来場時、要学生証)※早期観劇割(24〜26日)各300円引き
【問い合わせ】(劇)ヤリナゲ(TEL:090-4745-2670=制作:いいづか[劇団HP] http://yarinage.wixsite.com/home
【作・演出】越寛生
【出演】阿岐之将一、秋本雄基(アナログスイッチ)、浅見臣樹((劇)ヤリナゲ)、大田彩寧(しあわせ学級崩壊)、Q本かよ、國吉咲貴(くによし組)、小寺悠介(青年団)、小林義典(クロムモリブデン)、澤原剛生(劇団普通)、塩原俊之(アガリスクエンターテイメント)、田久保柚香、田中健介(しあわせ学級崩壊)、豊田可奈子、中山まりあ、三澤さき