水浄化実験からオリンピック競技まで。子供たちも「体験する夏休み」に夢中
東京都水道局で導入を進めているオゾンを使った水処理の効果を実験で体験
さまざまな子供・親子向けコンテンツが集う「丸の内キッズジャンボリー2018」が14日から16日までの3日間、東京国際フォーラムにて開催中。昨年は3日間で約12万人が来場した人気イベント。今年で12回目の開催となる。
初日の14日から、会場には多くの親子連れが来場。東京の水道水“東京水”をテーマとした参加型イベント「東京水道夏祭り」ブースでは、高品質な水道水を届けるために欠かせない「水質管理」の仕事や「漏水発見」の仕事を体験できるプログラムを実施。川の水をイメージした濁り水を浄化したり、顕微鏡を使って水質を確認したりと、子供たちも真剣な面持ち。水道の水という身近なテーマから得た、新たな知識に目を輝かせていた。
地上広場では冷たい「東京水」を無料で飲むことができる屋外型ウォーターサーバーも設置。マイボトルに入れる人やカップを受け取ってその場で飲む人など、のどを潤す来場者の姿が途絶えず。
スポーツ体験プログラムにも多くの子供たちが参加。中でも、ウエイトリフティング・パワーリフティングは、子供たちが体験できる機会が少ないオリンピック種目とあって注目を集めていた。ベンチプレスでは試合会場さながらの演出のなか、小さな選手たちが次々と成功。ウエイトリフティングでも、子供たちが見事なフォームでバーベルを頭上に掲げ、会場から拍手を送られていた。
イベントは各日10時から17時まで。入場無料。会期前の事前申し込みが必要なプログラム以外は、当日整理券(配布は9時~、12時~)をもらうか自由に参加できる。