【いまライブで聴くべきバンド】新宿「NINE SPICES 」編
今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!
今月は意外と? ライブハウスの数も多い激戦区新宿のライブハウス新宿「NINE SPICES(ナインスパイス)」の店長JAPANさんにインタビュー。オルタナ好きが集まる、新宿でもアンダーグラウンドなライブハウスの現場では、どんなバンドが活躍しているのでしょうか。
今月は意外と? ライブハウスの数も多い激戦区新宿のライブハウス新宿「NINE SPICES(ナインスパイス)」の店長JAPANさんにインタビュー。オルタナ好きが集まる、新宿でもアンダーグラウンドなライブハウスの現場では、どんなバンドが活躍しているのでしょうか。
■流行のレトロ感と90年代サウンドのマリアージュ「ナツノムジナ」
一見、流行のシティポップのような雰囲気を持ちつつも、複雑なコード展開や、オルタナティブロックサウンドにも影響を受けたような雰囲気があるので、音楽好きな人達には「あ〜、絶妙〜」と頷かせる巧みに構築されたサウンドに仕上がっている。それに、本人たちの雰囲気や歌詞、ちょっとしたエフェクターの使い方などで、今若いバンドに増えている「レトロ感」みたいなものが出ていて、古いようで新しい、ナツノムジナならではもネオ感がある。それは彼らが沖縄出身というのがルーツにあるように思います。
メンバーたちはまだ若いのに、音楽好きというよりも「音楽オタク」と言う方が正しいくらい、様々な音楽を研究している。そういう努力から生まれたセンスと才能が、長い音楽の歴史と今の音楽をしっかり融合させている。 リバーブの効いたサイケなサウンドが歌と混ざり、生で聞いていると空も飛べるような高揚感がある。見終わった後はなんだかいつも腑抜けてしまうんです、いい意味で。(笑)