今年の鳥取県の梨は甘くてシャリシャリ!

とっとり観光親善大使・倉本真梨菜さん

 9月に出荷のピークを迎える二十世梨の宣伝チーム「鳥取の梨 PRキャラバン隊」がTOKYO HEADLINE編集部を訪問。メンバーは、とっとり観光親善大使・倉本真梨菜さん、鳥取県東京本部販路開拓チーム・高橋和也さん、同・米原典子さん、同・鈴木幸吉さん、鳥取県総務部行財政改革局資産活用推進課・富山哲明さんの5名。のぼりに梨の被り物(?)、そして二十世紀梨と新甘泉(しんかんせん)の2種類の梨を持ってやって来た。

 二十世紀梨は、生産量日本一を誇る鳥取県を代表するフルーツ。シャリシャリと水気に富み、ほんのりとした甘みに、さわやかな酸味が特長。「今年は平均糖度が11.3度と、昨年(10.9度)に比べ、より甘くなっています。梨は水分が90%以上を占め、天然のスポーツドリンクと言われるほど。夏の暑さの疲れが出来てくるこの時期こそ、たくさん食べて夏バテの解消に役立てていただきたいですね」と、とっとり観光親善大使の倉本さん。
 また、新甘泉は平成20年2月に登録された比較的新しい品種で、瑞々しさに加え、二十世紀梨よりもさらに甘いのが特長。「今の時期に収穫が開始される新甘泉は、二十世紀梨よりさらに糖度が高い13.5度です。こちらも昨年(12.8度)より高く、より甘さが感じられる出来となっています。これはメロン並みの甘さだそうです。梅雨明け以降、猛暑で雨が少ないという今年の気候により、過去最高レベルの甘さとなったこの2種類の鳥取県の梨をぜひお手に取って味わって下さい」と倉本さん。ちなみに梨は冷やし過ぎると甘さを感じにくくなるので、食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすのがベストとか。

鳥取の梨 PRキャラバン隊のみなさん

 これらの梨、首都圏では東京・新橋にあるアンテナショップ『とっとり・おかやま新橋館』で販売しているほか、9月4日まで東京・銀座三越で開催されている“鳥取フェア”、そして同じく9月4日まで横浜・髙島屋で開催されている“鳥取 大山フェア”でも販売しているそう。「鳥取県が誇る、おいしい梨をぜひ一人でも多くのみなさんにも召し上がっていただきたく、キャラバンやフェア等で、首都圏のみなさんのお手元にお届けできるよう頑張っています! どこかで鳥取県の梨を見かけたらぜひ味わってみて下さい!」(キャラバン隊一同)。

「また、鳥取県ふるさと納税の返礼品にもなっている「二十世紀梨のお酒」も人気です」と富山さん。二十世紀梨の果汁を約40%使用した同リキュールは、梨の香りがさわやかで、さっぱりとした味わい。2013年度「天満天神梅酒大会」でビジュアルリキュール部門第1位を獲得した見た目も可愛く、飲んだ後はお部屋のインテリアにも。鳥取県のふるさと納税は、子育て支援や障がい者支援などの県の事業のほか、7月の西日本豪雨の被害の復興支援、2年前の鳥取県中部地震の住宅再建事業に使用されるという。

 残暑厳しい昼は鳥取の梨で水分補給し、ちょっと涼しくなる秋の夜長は二十世紀梨のお酒でリラックスというのはいかが?