岩田剛典と杉咲花が幸せの「南京錠、バルーンシャワー、愛の鐘」を完全制覇

 映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』完成披露イベントが4日、都内にて行われ、主演の岩田剛典、杉咲花らが登壇した。

 同作は障がいと向き合う恋人たちや彼らを見守る人々を真摯に描き、幅広い層から絶大な支持を得ている有賀リエのコミックを実写化した話題作。

 詰めかけた観客が見守る中、作品をイメージた青空色のカーペットに登場した2人。岩田は柄の入ったダークカラーのスーツ姿、杉咲は純白のロングドレス姿。この日は、同作のロケ地である江ノ島の恋愛成就の名所・恋人の丘でも知られる、3つの幸せのシンボルを体験することに。最初に、一緒に手にしたピックで大きな風船を突きバルーンシャワーを成功させた2人は、次のシンボル・幸せの鐘のもとへ。観客から大きな拍手で迎えられた。

 パーフェクトなカップルを演じるにあたって意識したことを尋ねられた岩田は「杉咲さんとは実は9歳ほど年齢が違うということで、親子に見えないかと…(笑)」とおどけつつ「今回は僕たちと監督の3人でシーンごとに毎回ディスカッションをして微調整していったので、かなり細かく作っていくことができたと思います」と語り、杉咲も「私も現場でこれだけ話し合ったのはこれが初めてで、濃厚で贅沢な時間を過ごすことができました。いま映画を作っているんだと実感しましたね」と振り返った。

 劇中では2人のデートシーンも見どころの1つだが、印象的だったことを聞かれた岩田が「ソフトクリームを食べるシーンがあるんですが、そこの店にイナゴソフトクリームというメニューがあって、そのビジュアルが印象的でした」と答えると、杉咲も「私もイナゴソフトは印象強いです(笑)」と同意。
 
 その後、2人は協力して巨大な南京錠をかけたあと、幸福の鐘を鳴らし、パーフェクトな愛の絆を願う3つのシンボルを制覇。岩田は「最高ですね!」、杉咲も「3つとも初めてだったんですが、体験できてうれしかったです」と笑顔を見せた。

 映画は10月5日より全国公開。