那須川天心vs堀口恭司戦は3分×3Rで延長1Rに決定【9・30 RIZIN】
ともに「来る者は拒まず」ですんなりOK
RIZIN FIGHTING FEDERATIONが9月20日、東京都内で会見を開き、那須川天心vs堀口恭司戦のルールを発表した。
3分×3Rの通常のRIZINキックボクシングルールをベースに3Rで決着がつかなかった場合は1Rの延長をすることで両者が合意。延長ラウンドはそのラウンドだけの判定でマストシステムではないという。
グローブは6オンスのボクシンググローブでワンキャッチワンアタックありとなる。6オンスというのは通常のRIZINで行われるキックボクシングの試合にならったもの。
ルール決定に至る経緯に関しては榊原信行実行委員長は「互いに自信から来るものなのか、格闘家としての器の大きさなのか。ルールによって結果って大きく変わると思う。例えばグレイシーなどは試合前のルール交渉から戦いが始まっていた。グレイシーは少しでも自分たちが有利になるようにと、ルール交渉についてはシビアだった。でもこの2人は来る者は拒まず、という感じ。やると決めた以上はルールはどうあれ、自分は戦うだけ、というところにぶれはなかった。ルールもすんなり決まった」と話した。
新たに約300席を増設し約2万5000人を収容
この試合の注目度を証明すべく、RIZINではこれまで観客席の増設を重ねてきたのだが、この日は最後となる増設を発表した。今回はさいたまスーパーアリーナの「500レベル」といわれる部分を解放し追加席約300枚を発売することとなった。これでRIZINでは最高の約2万5000人を収容することになる。
当日はフジテレビで20時2分から2時間の枠で放送され、1~2試合が生中継される予定。7月大会では生放送に合わせて、会場では約1時間の待ち時間ができてしまったことを踏まえて今回はフレキシブルに対応するという。9月27日24時55分からフジテレビで90分の特番が放送される予定となっている(関東ローカル)。
また大会当日はギネス記録に挑戦するイベントが開催される。これは300人が同時にプロテインをシェイクするというもの。参加者は一般から募集。当選者はA席に招待される。詳細はRIZINのホームページから。
会見では今大会からさいたま市、さいたまスポーツコミッション、さいたま観光国際協会の3団体が後援となることが合わせて発表された。