紫雷イオと松本浩代が「メイ・ヤング・クラシック 2018」1回戦突破【WWE】
イオが優勝宣言「昨年のカイリに続いて私がウィナーになります」
世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント1回戦の模様が日本時間9月27日に配信された。
紫雷イオと松本浩代が登場し、ともに1回戦を突破した。
イオは日本でも活躍したロビー・ブルックサイドの娘で最年少のザヤ・ブルックサイドと対戦。盟友カイリ・セインが観戦する中、黒のマスク姿で登場したイオは先制攻撃を仕掛けたザヤのハリケーンラナで飛ばされるも回転して着地。その身体能力の高さで会場を沸かせた。
イオは果敢に攻め込むザヤをいなしてコーナーに追い込み、エルボーやダブルニーを叩き込む。ザヤもフェイスバスターで反撃を試みたが、イオはアッパーカットからの串刺しダブルニーでザヤを圧倒。最後はコーナートップからの豪快なムーンサルトを炸裂させて3カウントを奪って見せた。
イオは2回戦ではメキシコ出身のセウシスと対戦する。試合後のインタビューでは「日本のファンの期待が掛かっているので、昨年のカイリに続いて私がウィナーになります」とコメントした。
松本も「メイ・ヤングのタイトルを取って、次はNXTだ」
“レディ・ゴジラ”の異名を持つ松本はWWE殿堂者ポール・エラリングの娘でもあるレイチェル・エバーズと対戦。
「エネルギッシュにこのトーナメントを破壊する」と意気込んだ松本はレイチェルとパワーファイトを展開。
松本がコーナートップからのミサイルキック、ランニングニー&ダブルニーの連続技で攻め込めば、レイチェルもネックブレイカーからのセントーンやスピニングレッグドロップを繰り出し松本を追い込む。
お互いの意地がぶつかる熱戦を展開したが、最後は松本が豪快なパワーボムから得意技のロックドロップ(バックドロップ)でレイチェルを沈めた。松本は2回戦では強豪トニー・ストームと対戦する。試合後のインタビューで松本は「これはスタートに過ぎない。メイ・ヤングのタイトルを取って、次はNXTだ」と意味深なコメントを残した。
「メイ・ヤング・クラシック 2018」はWWEネットワークで毎週木曜日に準決勝まで配信され、決勝戦はWWE史上初の女子のみのPPV「エボリューション」(日本時間10月29日)で行われる。