【インタビュー】小野塚勇人「姿かたちが全然違う」映画とドラマ!「ふり幅、楽しんで」 



――そうしましょう。さて、18日スタートのドラマ「妖怪!百鬼夜高等学校」について教えてください。『恋のしずく』とはずいぶん違う世界観のようですね。

ドラマの舞台となるのは「百鬼夜高等学校」という高校です。昼間は普通の高校なんですけど、夜中になると妖怪の学校に変わります。僕はそこの生徒会長で、天狗を演じています。初回から最後までストーリーを追っていくというよりは、毎回、ショートコントのような短編が3本ぐらい出てきて進んでいくので、気軽に楽しんでいただけるし、どこから見ても楽しめる作品だと思います。もちろん物語が続いていくところもあるんですけど。

――天狗という役へのアプローチはどのように?

見た目が派手なので、あえてそこを素でやってくれという注文があったりするんです。「天狗」である状態で、いつもの自分で「普通」にやる。これは挑戦ですね(笑)。

ーー天狗のビジュアルを拝見しました。演技をするうえで、身に着けているものや、髪型やメイクが手助けになると思うんですが、そう考えるとその注文は逆ですね。

確かに何かに寄りかかっているほうが楽なところもあると思います。でもそれをやっていく中で、創作意欲が湧きました。何を足したら面白いかな、ここでいきなり自分がキレたらどうなるんだろうなんて。