【インタビュー】小野塚勇人「姿かたちが全然違う」映画とドラマ!「ふり幅、楽しんで」 



――このドラマは舞台へとつながっていくと発表されていますが、足すとかキレたらどうなるかとか、撮影現場が舞台の稽古現場の作り上げていく雰囲気に通じる感じがします。

セリフを言い終わっても、なんかずっと続いていましたし、このままボケを増やしたらみんなどうするかなとか、アドリブを楽しめる現場でした。でもそれがリアルだからいいよ、それが面白いって。ただその面白さが内側で終わるのではなくて、外側にも伝わる楽しさを目指しています。

――キャストに舞台経験者が多いのも、自由度のある現場になっている理由かもしれませんね。

2.5次元作品で活躍している俳優さんが多いので、どんなトライをしても対応してくれるます。だから「これをやってみようかな」と思いついたことをできるし、リハーサルが終わった後に気づいたことをぶちこんでみようと思えるんです。キャストはみんな、すごく真面目ですよ。自然とリハーサルの前に「1回合わせよう!」なんていうのも多かったです。どの現場にいっても刺激はありますけど、今まで感じたのとは少し違う刺激を受けました。

――質問というか確認です。ドラマの中ではずっと天狗のままなんですよね?

そうですね、天狗の生徒会長なので(笑)。

――そうなると演技もそうですが、撮影前の準備はもっと……

メイクには毎回2時間ぐらいかかっています。ハナをつけたり、カラーコンタクトを入れたり。それなのに「普通」ですから。こんな格好をして何をやってるんだっていう面白さがあります。ハロウィーンの時期にも差し掛かりますし、ちょうどいいんじゃないかな。ぜひ、気軽に見ていただけたら!

――文字通り、今まで「見たことがない小野塚勇人」が見られますよね……

うーん、どっちかですね。「新しい」って思うのか、「え、これ、いつもの小野塚じゃん」って思うのか。電波を通じて素の小野塚を出す、それもドラマでって。楽しいと思いますよ。それにこんな機会はもうないと思います。

――映画もドラマも、楽しみにしています!

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

©妖怪!百鬼夜高等学校製作委員会
■ドラマ「妖怪!百鬼夜高等学校」は10月18日(木)スタート
 夜になると妖怪たちが集まる百鬼夜高等学校では夜な夜な笑いにあふれ……? 出演は小野塚勇人、北村諒、佐奈宏紀、松村龍之介、大平峻也、北川尚弥 ほか。BS日テレ にて、毎週木曜 23時30分~。2019年には舞台版上映が決定している。


■『恋のしずく』」は10月20日(土)公開

 東京の農大でワインソムリエを目指す日本酒嫌いのリケジョ詩織(川栄李奈)は、なぜか日本酒の酒蔵で研修をすることに。向かった蔵では厳格な蔵元(大杉漣)と息子(小野塚勇人)がことあるごとにぶつかりあって……。日本三大酒どころの一つである東広島市の西条を舞台に展開する幻の日本酒を巡る、出会いと別れの心温まる物語。

監督:瀬木直貴 出演:川栄李奈、小野塚勇人、宮地真緒、中村優一、蕨野友也、西田篤史、東ちづる、津田寛治、小市慢太郎、大杉漣 他/1時間57分/ブロードメディア・スタジオ配給/10月20日公開【公式サイト】http://koinoshizuku.com/ 
(C)2018「恋のしずく」製作委員会

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