ローマン・レインズが白血病を告白「病気をやっつけて戻ってくる」【10・22 WWE】

衝撃の告白を行ったレインズ(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

「22歳で宣告。一番大変な時期にWWEがチャンスをくれた」
 WWE「ロウ」(米国現地時間10月22日、ロードアイランド州プロビデンス)でユニバーサル王者、ローマン・レインズが衝撃告白をした。オープニングに1人で登場したレインズはマイクを握ると、「謝罪しないといけない。11年間白血病と付き合ってきたが、再発してしまった。王座を返上しないといけない」と突然自身の病状を伝えた。

 会場が騒然となる中、レインズが「22歳で宣告されて、仕事もなく、子供ができたり、その時は人生で一番大変な時期だった。でもWWEがチャンスをくれて、皆さんの前に登場することができた。そして、皆さんがリアクションをくれてとても感謝している」と続けると会場は“サンキュー・ローマン”コールで返答した。

 最後にレインズは「これは引退のスピーチではない。もう一度白血病をやっつけて俺は戻ってくる。ありがとう。みんな愛してます」とベルトを置いてリングを後にした。

シールドポーズでレインズを送り出したロリンズとアンブローズだったが…(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

盟友ロリンズ、アンブローズと涙ながらのシールドポーズ
 ステージではシールドの盟友セス・ロリンズ、ディーン・アンブローズが現れてレインズとハグすると、涙ながらに3人拳を合わせてシールドポーズで締めくくった。

 レインズの王座返上によりPPV「クラウン・ジュエル」(日本時間11月3日、WWEネットワークで生配信)では空位のユニバーサル王座を賭けてブロック・レスナーとブラウン・ストローマンが対戦する。