女性40歳「男の人が嫌い(同性愛者ではありません)で、仕事も大嫌いです」【黒田勇樹のHP人生相談 101人目】
こんにちは、黒田勇樹です。
先週なんですが、23日から上演が始まる劇団八幡山ほしがりシスターズの作・演出を引き受けました。そんななか、急に寒くなったせいか風邪をひいてしまいましたが、すぐに治して、急ピッチでなんとか仕上げました。
17日からは出演いたしました短編映画「さよなら、ミオちゃん」の上演が始まってます。何日か舞台挨拶に出ますので、どうしようか迷っておられる方はこの機会にぜひ!
あと、相談も引き続き募集中です。よろしくお願いします。
では始めましょう。
上司が男で、デリカシーも部下への配慮も出来ない糞野郎。地獄の日々です。
初めまして。
私は独身で、過去に起きた数々の事で本当に男が大嫌いになってしまい、結婚をしたくなく、でも仕事も大嫌いですが、生きていくためには働くしか出来ず、毎日、いやいや働いています。
どうにか、それでも、最悪なブラック環境な会社から転職成功した先の職場の人間関係に助けられ、仕事に固執することなくチームワークも良く楽しくまじめに働く事が出来ていました。
それが、異動になってしまい、今となっては、上司が男で、デリカシーも部下への配慮も出来ない糞野郎のために、仕事にしか意識が向けらなくなり、いまとなっては再び地獄の日々です。
ただでさえ、男嫌いな上に、普段から男と接する事から離れて日々を過ごしているだけに、その見た目も体臭も気持ち悪い性犯罪者のようなただでさえ生理的に汚い男性上司が唯一の接する男性になってしまい、毎夜、夢に出てくるかもしれないと恐怖で眠たいのに、眠りにつけません。マスクをしているのに、とんでもないホームレスのような体臭に加えて肌もやばいことになっており、それでも、接客業で店長なんだから綺麗にすべき立場なのに、洗濯も風呂にも入っていないような出で立ちです。
そんな見た目でいてるくせに、私はこの新しい職場になってから、交通が不便になったのですが、それだけなら問題はないのですが、通勤バスを待つ場所がとても、暗く、時間帯的にも危ない人が出てきそうな治安も悪い場所で、またその時間のバスは2便しかなく、仕事が終わればすぐにでも職場を出ないと間に合わないと訴えているのに、僕だって遠くまで歩いてる、とか、途中から車で帰れる上に、力のある男が、こちらはあんたより力ももちろんないし、背も平均よりかなり小さいので、怖いと訴えているのに、まったく考慮しようともしない。
最悪な上司とこれから働いていかないといけないことに恐怖で、早く転職したくてたまりません。
しかし、年齢的にそう簡単にもいきません。
どうすればよいでしょうか。
本当に、毎日、仕事が終われば驚くほど、ハッピーなのですが、朝になって起きれば鬱になっているのが、本当に毎日です。
私はどうすればよいでしょうか?
◆黒田勇樹
「私は何一つ譲れないし、全て周りが悪い」ではこれ以上話が進められません
あっぶね!「男性が嫌いです」から始まったから「またジェンダー系の話か」と慎重に読み進めておりましたが…
ただのワガママじゃないですか!!
大丈夫ですか!? 僕も相談者さんの大嫌いな男性ですよ!? お風呂上りには男性器をぐるぐる回転させながら「ヘリコプター!」と叫び10mぐらい飛行できる、女性には到底理解できないあの生物、男性ですよ!?
男性器と睾丸をキーボードの上で器用に弾ませながらフリーハンドで執筆している僕の文章を、純粋な気持ちで読むことが出来ていますか!?
仰っている男性嫌いの部分はよくわかります。男性と女性の肉体的な差から来る恐怖など男性の僕には到底理解できない物だと思い、普段から出来るだけ見知らぬ女性の背後に立たないとか出来ることから気をつけてるし、なんというか、男の愚かさもよくわかってるので「関わりたくない」という女性には、出来る限り関わらない生き方をお勧めするしか出来ないのですが…
「仕事も男性も嫌い」となると話が別です。
世界中の人が「何か」を犠牲にして仕事をして、ご飯を食べているんだから、男性嫌いを優先するなら別の何か、重労働だったり、低賃金だったり、そういう犠牲を伴った仕事に転職するしかありません。
世界中の人が朝は憂鬱で、仕事の後はハッピーなんですよ!
今の仕事を辞めて絶対に転職できないなら、それは生活保護を受ける資格を持ってることになるので、辞めてから役所へ相談して下さい。
仕事って絶対に1人では出来ないし、異性に限らず同性にだって必ず嫌なヤツはいるし、皆そういうことと折り合いつけて働いてるとおもうんですよね。
今の上司とどうしても関わらなければならず、直接折り合いをつけることが難しいなら衛生面の部分も、帰宅時間等への配慮も、更にその上の上司に掛け合って改善するとか何か方法があるはずです。出来ない会社ならそこそこブラックだから辞めちゃえばいいし、それも行動に移せないぐらい鬱なら、やっぱり病気だからまず病院に行って診察を受けて、働けないと判断されたら役所に駆け込んで下さい。
「私は何一つ譲れないし、全て周りが悪い」では、僕からもこれ以上話が進められませんので、これを読んで何か出来そうなことがあれば行動して頂き、他に譲歩できそうな部分があればそれを書き添えてお返事ください。
お待ちしております。
黒田勇樹に相談したい方はメールにて相談内容をお送りください。メールには「ニックネーム、性別、年齢、ご相談内容」をご記載ください。メールアドレスは「sodan@tokyoheadline.com」になります。
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。
公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
<最近の黒田くん>
出演映画「さよなら、ミオちゃん」がmoosiclab2018で全国公開されます!
http://moosiclab.com/?page_id=662
「更新頻度アップキャンペーンちゅう!」
http://ameblo.jp/kurodax-blog
「ファンクラブ始めました!」
https://camp-fire.jp/projects/view/10006