もっとも革靴が似合う人にテリー伊藤、菊地亜美、岡千秋! 「靴のめぐみ祭り市」で授賞式



 第11回「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式が24日、台東区の玉姫稲荷神社でで行われ、男性部門で演出家でTVプロデューサーのテリー伊藤、女性部門でタレントの菊地亜美、そしてシニア部門で作曲家で歌手の岡千秋の3名が受賞した。

 日本の革靴の普及の目的で、もっとも革靴が似合う著名人を表彰する。今月8日に受賞者の発表があり、授賞式は同所で開催中の「靴のめぐみ祭り市」内で行われた。3人は副賞として贈られた自らデザインした靴を履いて登壇。ウォーキングもして見せた。

若い人材に靴業界を志してもらうことを願って行っている、クラフトマン部門の授賞式も行われた。

 菊池は、「靴をデザインする機会はなかなかない。この賞をいただけたこと、デザインできたことも楽しかったので、この靴を大切にしたいと思います」と、コメント。

 岡は、「このすばらしい靴を履きこなせるかどうかはちょっと自分自身でも疑問ですが(笑)、普段は下駄を履いて歩いているんで、世界でひとつしかない靴をステージ上で何か賞があるたびに履かせていただきたい」と、笑顔を見せた。

「新しい靴や自分の気に入った靴を履くと元気になります」と、テリー。「靴は年齢を問わない。今日はコインローファーを履いていますが、高校生でも中学生でもローファーを履いています。こんなに世代を超えて、同じものを身に着けるものはないと思う。そういった意味でも、靴はファッションの原点。これからも靴を履いて、その靴が輝くように、歩き方や健康にも注意して履きこなしたいと思う」と、話していた。

「靴のめぐみ祭り市」は、台東区の玉姫稲荷神社の氏子の靴メーカーらが健康と商売繁盛と感謝する祭り。境内には各メーカーの自慢の品10万点以上が集まり、安価で発売されるほか、靴みこしの奉納、靴供養などが行われる。今年で44回目の開催。25日も行われる。