バンタム級王座戦の堀口恭司「当たれば倒れる」KO予告【12・31 RIZIN.14】
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する堀口恭司が12月28日、東京都内で公開練習を行い、2分間のシャドーの中で、いつもと変わらぬ軽快な動きを見せた。
RIZIN初代バンタム級王座をかけダリオン・コールドウェルと対戦
堀口はセミファイナルの第13試合でRIZIN初代バンタム級王座をかけて、米国の格闘技団体ベラトールの現役世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルと対戦する。
堀口はコールドウェルとの対戦について「他の団体のチャンピオンとの対戦ということで、気合が入った。うれしかった」と話した。コールドウェルはレスリングでオリンピック出場を目指す位置にいたファイターとあって堀口も「レスリングベースで打撃ができる選手。レスリングがすごく強い」と警戒。アメリカではコールドウェルを想定して、背が高いレスラータイプの選手と練習し、ディフェンス面などを強化してきたという。
またフェザー級でも戦うコールドウェルは今回階級を下げての参戦。堀口はもともとフライ級。この体格差については「気にしないです(笑)」と豪快に笑い飛ばし「はっきりいってそこを気にしてもしようがない。当たれば倒れる」と自らの打撃に対する絶対的な自信を見せた。
メイウェザーvs天心戦については「どういう試合になるんだろう」
そして「向こうはベラトールのチャンピオンで自分も世界で戦ってきた。すごくレベルの高い試合になると思う。そこを自分がしっかり決めて盛り上げたい。KOしたい」とKO勝ちを約束した。
堀口の試合の後には9月大会で戦った那須川天心がフロイド・メイウェザーとメーンで対戦する。この試合については「どういう戦いになるのかな、というのは見たい。期待することは…。エキシビションなのでどういう試合になるんだろうとは思う。そこはなんとも」と語るに留めた。