片寄涼太と清水くるみがコインランドリーで恋して…『TOKYO COIN LAUNDRY』11日配信スタート

 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が主演するオリジナルドラマ『TOKYO COIN LAUNDRY』の配信が11日スタートする。東京にあるコインランドリーに通う若手の男性ライターがさまざまな人と出会い、成長していく様子を描いた青春ラブコメディー。片寄と、主人公とコインランドリーで知り合い恋に落ちるカメラマンを演じる清水くるみにインタビューした。
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ーーオリジナルドラマ『TOKYO COIN LAUNDRY』が配信が11日にスタートします。それぞれご自身の役を演じるにあたって、意識したことなどはありますか?

片寄涼太(以下、片寄):普通の男の子というか、雑誌のライターとして東京に出てきて働いている人の日常に近づけたらなというのはすごく思っていました。
清水くるみ(以下、清水)私は今までに一番やりたかったといっていいほどの役柄。 自分から相手にいろんなボールを投げていくような振り切った役をやりたかったのですが、これまではあまり機会がなかったんです。それだけに、台本を最初に読んだ時には「こういうふうに演じよう」と決めていて、現場でコインランドリーのセットを見ながら「このセリフはこうやって動いて…」みたいなことを1人で考えられたことがとても楽しかったのを覚えています。今見ると「もうちょっとこう演じたかった」と思う部分もあるのですけど、楽しかった感覚が忘れられなくて「またこういう役に巡り会いたいな」と思うほど自分の中で好きな役でした。
片寄:相方でもある寺坂琴音役の清水さんがテンションを高く演じてくれた部分もあるんですけど、僕の演じさせてもらった蔵島はあまり波がない性格というか。だからこそ、内に秘めている辛い部分や悲しかった過去も乗り越えて行くという、物語の終盤に向けて蔵島が成長していくことをとても意識していました。
清水:私が投げるものに対してちゃんと応えてくれる蔵島優斗くんの存在が本当にありがたかったです。寺坂琴音は、ちゃんとキャッチしてくれないとどっかに行ってしまうような役柄だったようにも思います(笑)。

ーー撮影はどのように進めていったのでしょうか?

片寄:監督からは具体的にもっとこうしてほしいというのはそこまでなかったかなと思います。キャスト同士の雰囲気に重きが置かれていたというか、カットもそこまで多く割らずに自然体で撮影を進めていただいたので、1カットに対する集中力は高められた気がします。
清水:私は「こんな琴音になるとは想像していませんでした」と監督に言われました(笑)。

ーーそうだったんですね?(笑)

清水:1話目の出会いのシーンの時にコインランドリーの現場でずっと考えているのを見られていた監督に、「思った通りにやってみてください」とおっしゃっていただいたんです。もしかしたら監督さんの当初のイメージはもうちょっとおとなしくて抑えたものだったのかもしれないですけど、モニターの前から監督の笑い声が聞こえてきて「ありかなのかな」と感じたのを覚えています。

ーー監督もそこでハマッたのかもしれないですね?

清水:ただ、「もうちょっと抑え気味に」とは言われました(笑)。でも、後から出していく作業は大変ですが、出し切れた後は抑える作業なので、役者としてやりやすく役を作っていけた気がします
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