片寄涼太と清水くるみがコインランドリーで恋して…『TOKYO COIN LAUNDRY』11日配信スタート

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ーー印象に残っているご自身のシーンやセリフはありますか?

清水:個人的に最初のコインランドリーのシーンに出てくる「わからないんですか?」みたいなセリフはとても好きで、登場シーンということもあってすごく考えました。
片寄:僕もいっぱいあるんですが、最初に撮ったのが高校時代にその当時の彼女である岩崎修子と2人で歩いているシーンだったんですけど、今の自分で高校生の設定は大丈夫かなと思いながら初日を迎えたのを覚えています(笑)。あとは、病院のベッドで寝ている修子と部屋の中でデートをするという切ない演出があって、あのシーンはすごく斬新だと思いました。プロジェクターで壁に景色を映し出してお芝居をやらせてもらったんですけど、不思議な世界に入り込んだ感じがして印象的でした。

ーードラマには、片寄さんがボーカルを務めるGENERATIONS from EXILE TRIBEによる楽曲「Pray」と「涙」がそれぞれ主題歌と挿入歌に起用されていますが、作品を彩った楽曲についても改めて聞かせてください。

片寄:正直にうれしかったというのと、作品に華を添えられる歌になっていればいいなと思っています。あとは、「Pray」の起用は当初から聞いていたんですけど、作品ができ上がったのを観た時に「涙」も使っていただいていて、聞くと監督が「すごく好きな楽曲で使わせてもらいました」と言ってくださってさらにうれしくなったのを覚えています。挿入歌として流れているシーンにもすごくハマッていて、「涙」という楽曲のまた違った魅力をこのドラマで引き出してもらえたように思います。「Pray」は自分で作詞をさせてもらった曲であり、こうして自分が出演するドラマの主題歌として使っていただけるなんて思ってもみなかったので感慨深いです。
清水:今日も楽曲を聴きながらここに向かって来たのですが、とてもいい曲だと思いました。「Pray」の歌詞もこの物語のために書き下ろしたようにぴったりだと思います。
片寄:清水さんには撮影時にも「ピッタリじゃん!」と言っていただいたんですが、作品と重ね合わせて聴いていただけるとまた違った伝わり方で何かを感じていただけるのかなと思います。その上で、改めてGENERATIONSというグループを知ってもらえるきっかけになればいいなとも思っています。

ーー改めて視聴者の方にはどんなふうにこの作品に触れてほしいでしょうか?

清水:20分と観やすい長さにまとまっている今回の作品は個人的にもうれしくて、みなさんも朝の通勤や昼休み、帰宅時など、それぞれ思い思いの時間に観られると思います。内容としてもちょっと笑えると同時に、この後もがんばろうと思えるような物語になっていますので、ぜひ楽しんで観ていただけたらと思います。
片寄:人生の中にはいろんな波があると感じますし、そういった波のひとつを描いた作品の中で登場人物たちはどういう選択をするのか? そのひとつの答えが描かれていると思いますので、幅広い方に観ていただいてホッとしたり笑っていただいたり、何か勇気を感じてもらえたりと少しでも心に残る作品になれていたらと願っています。