EXILE AKIRA、山田耕筰の役作りに生かされたEXILEでの経験と絆を語る

 そんなAKIRAを和田氏は「指揮する姿のフォルムもすごく良くて、渡邉暁雄さんという伝説的な指揮者の方とすごく似ているなと思いました。演奏者にも伝わりやすい、長年やっているのかなと思うほどでした」と絶賛。「とくに山田先生の作品は曲の途中で3拍子が4拍子になったり、2拍子になったと思たTらまた戻ったりするので本当に難しい」と和田氏が言うとAKIRAも「それをまず覚えないといけないですし、合唱団をリードする空気を作らないといけない、ピアノやオーケストラがあればそちらにも目を配らなければいけない。指揮が一番、大変だったかもしれません」と振り返った。「しかも山田耕筰自身が作曲した曲を自分で指揮するという役どころですから、指揮者以上のものが求められる。それが見事に出ていました。AKIRAさんは1人ひとり演奏者の方を見ながら、音楽を一緒に作っていくという姿勢で指揮をしているのが素晴らしい」という和田氏の称賛に、AKIRAも照れた笑顔を見せた。