緊急出場のベッキーが女子ロイヤルランブル戦制す【1・27 WWE】
場外へのムーンサルトを放ったイオ(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
カイリとイオは見せ場作るも脱落
WWE「ロイヤルランブル」(現地時間1月27日、アリゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド)で女子30人ロイヤルランブル戦が行われた。
この日、アスカの持つスマックダウン女子王座に挑み、敗れたベッキー・リンチが負傷したラナの代わりに緊急出場し、優勝をかっさらった。
90秒ごとに1人ずつリングインするこの試合で“海賊姫”カイリ・セインは14番で登場。カブキエルボー&インセインエルボーをサラ・ローガンに炸裂させるが、ルビー・ライオットとの攻防に敗れて脱落。
その仕返しとばかりに23番で登場した紫雷イオが場外のライオット・スクワッドにムーンサルトを叩き込む。しかし、そのイオもナイア・ジャックスにムーンサルトをキャッチされて脱落した。
最後にリングに残ったのはベッキーだった(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ベッキーが「レッスルマニア35」での王座挑戦権獲得
試合はナイア、シャーロット・フレアー、ベッキーの3人に絞られる。
ベッキーはエプロンのナイアの足を引っ張って脱落させるが、その報復でナイアに襲撃され左ヒザを負傷してしまう。レフェリーの制止を振り切って試合を続けたベッキーはシャーロットの執拗な左ヒザへの攻撃で追い込まれるも、ビッグブーツをかわしてシャーロットをエプロンに追いやると、渾身のクローズラインでシャーロットを脱落させて勝負あり。
“ザ・マン”ベッキーが女子30人ロイヤルランブル戦で勝ち残って、「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)での王座挑戦権を獲得した。