変化に合わせてライフスタイルをサポート「保険の現在と未来」
ライフステージと保険
「どんな保険に加入するかは、人ぞれぞれ考え方にもよりますよね。例えば若い人の中には誰かに死亡保険を残すより、いざ病気になった時の入院保険が手厚いほうがいいという人もいれば、葬式代ぐらいは残したいという人もいる。だから、就学、就職、結婚、出産という節目に、受け取る人ときちんと話をして、保険をライフプランの中にどうやって組み込んでいくかを考えるのがいいと思います。ただ、若い方にひとつだけ言えるのは、保険には貯蓄という機能もあり、主に元本保証されているものが多いですが、とにかく早く始めるのがいい、早いに越したことはないです。これはどこの金融機関でも言っていると思いますが、1日でも早く始めた人が得をします。例えば株や投信と比べ元本割れしにくいという意味でも、保険を有効な投資商品のひとつと考えることができると思います。若い人には貯金だと思って、保険でお金を貯めなさいと言いたい。先ほども言いましたが、保険料は安くなってきていますし、商品の種類も圧倒的に増えている。現在保険に加入しているなら、自分の保険はどういうものなのか、意味があるものなのかということをきちんと把握しておいたほうがいい。そのためには、絶対に専門家に見てもらったほうがいいです。それによって今の自分と将来の自分に必要な保険が明確になるからです。貯蓄以外でも、今までの保険は長寿社会に向けて安心をサポートするものでしたが、最近はそれに加えて、健康をサポートするというものも増えてきています。一生“健康で”長生き、今後保険は、そのような役割も担っていくと思います」