【いまライブで聴くべきバンド】「立川BABEL」編

紅一点のハスキーなボーカルに鳥肌。今どきエモみバンド「あいくれ」


実はもう、ワンマンでBABELをソールドさせてしまうくらいの実力があります。バンドも10周年と意外と長く、ジワジワ花開いてきています。曲数ももう結構多くて、切なさとか、今の若い子がいう“エモみ”みたいなものを、歌詞にも声にも乗せることができるバンド。

もしかしたら、ニッチな音楽好きに刺さるバンドではないかもしれません。ただ、今の若者のマジョリティ層には刺さるものがあると思います。圧倒的な良さがあるバンドではない。「メレ」のような圧倒的に大人びたリリックではなく、日常の出来事を歌っている。やっぱりその分共感性は高くって、その“普通さ”が親しみやすさであり、聞きやすさ。 でも、「あいくれ」が“普通”のバンドで終わらないのは、その日常的な“エモみ”を助長させるその歌声でしょう。生でその音圧をぜひ感じてほしい。

あいくれ http://aikure.com/


新宿から25分! BABELのある立川ってそんなに遠くない⁉


立川というと、東京23区外になってくるということもあり、とても都心から遠いイメージを持つ人も多いかもしれない。が、JR中央線の中央快特も止まるので、新宿から25分ほど。他に南武線、青梅線と通っていて、便も悪くない。

「駅ビル『LUMINE』も駅から直結してるし、大きめなビックカメラだってある。地方都市ですけど、意外と遊びに来やすいと思うんです。新宿への終電も12時くらいまである。ライブ終わりはBABELの向かいにある『しゃかりき』っていう串揚げ屋がおすすめです」

筆者も取材終わりはLUMINEに立ち寄って買い物してしまった。意外と便利な立川、西東京の人なら思うより気軽に訪れることができるのでは。


(取材と文・ミクニシオリ)
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