【インタビュー】速水もこみちも思わず嫉妬!? “罪な女”よしこ(ガンバレルーヤ)爆誕

お互いが語るよしこの女優センス&速水のお笑いセンス



 笑いあり胸キュンあり感動ありの本作。よしこが速水に感じた“お笑いのセンス”、そして速水がよしこに感じた“女優のセンス”とは?

よしこ「速水さんには、お笑いのセンスをすごく感じました。上映会での反応を見ても皆さん香澄より久世課長で笑ってらっしゃるんですよね。役柄やお芝居の面白さもそうなんですけど、速水さんご自身も人としての魅力がすごくあって、イケメン以上の魅力というか。まったく気取らないのでイケメンなのに中身がちょっと変わってらっしゃるというか…」

速水「そんなに変わってる? 料理の話しかしないところとか(笑)?」

よしこ「そうそう、すごい役者さんなのにご自身のことを料理人と言い切っていたり(笑)。素で面白い部分をたくさん持っていらっしゃるところが芸人にも通じるというか。人として深掘りしたくなるので、もし速水さんが芸人になったらみんなからツッコミを入れられる人気者になりますよ」

速水「それを言ったら、よしこさんもすごく魅力的な女優だと思います。イタコじゃないですか。いろんな人が下りてきて憑依する芸をしていて、いろんな人のいろんな表情を作り出すことができる。そういう意味でも今後ドラマや映画でいろいろな面を見てみたいなと思います。それに、この現場でスタッフも役者もみんなが仲良くいられたのは、よしこさんのおかげだなと心から思います。よしこさんの皆との接し方や役に対する真剣な姿勢を見て、皆がよしこさんのためにもっと頑張ろうと思える。主演女優として40〜50人を1つにまとめる力はすごいなと思いましたよ」

 お互いの内面の魅力を熱く語る2人。

よしこ「芸人としてこの見た目1本でやってきましたけど、私は親から美人だと言われて育ってきたのもあって、なんでこんな見た目なんだろうとか思ったことが無かったんです。ただ、まさに内面美人の香澄と出会って、やっぱり内面は大事なんだと思いました。外見ばかり気にしなくていいんだよと私が言ったら説得力があるかなと思うんですけど、自分が楽しく一生懸命、仕事や恋愛を頑張ることができれば毎日もきっと楽しくなると思います」

速水「人によって好みはさまざまだから難しいけど、内面や外見に関係なく輝いている人を見たときには自然と引かれますよね。僕も、久世が香澄に引かれたのはこういうところなんだろうな、と思いました。男性も同じで、中身の輝きは外にも表れてくるものなんだと思います」

よしこ「私も、これまでこんな月9のヒロインのような体験をしたことがなかったですし、イケメン好きとは言いながらも、実際に前にすると芸人の立場に逃げちゃっていたんですよね。でも今回、香澄を演じて、いつかこんな恋ができる日が来るかもしれないから、内面を磨こうと思いました。内面が輝いていれば、こうやって愛してくれる人も現れますし…あ、ごめんなさい、プライベートでも本当に愛されてるみたいな言い方しちゃって…これはまだ書かないでくださいね!」

速水「公表するまでもうちょっと時間をください(笑)」

よしこ「速水さんて本当に優しいですよね(笑)。現場でも周囲への気配りがすごいし、打ち上げのときに私が速水さんのグラスにお酒を注ごうとしたら“ワインの本場では、男性が同席の女性にワインを注がせたりしないんです。だから僕もしてもらわないことにしているんです”って。席に着くときも私にイスを引いてくださったり、ドアを開けて待っていてくださったり、素で紳士なんです。そのうちハンカチをイスに敷いてくれるんじゃないかというくらい…」