「2020年以降に向けて」各界識者が指摘した課題とは?【BEYOND 2020 NEXT FORUM】

別所哲也
 最初のトークセッションはジャーナリストの堀潤がファシリテーターを務め、国際短編映画祭の代表を務める俳優の別所哲也、放送作家・脚本家の小山薫堂、東京大学・慶応義塾大学教授の鈴木寛らが第一セッションのパネラーとして登壇。テーマは「2020年以降に向けて」。まず堀が「皆さんが今とらえている課題や危機とは」と質問すると「現在、日本だけでなく米英も問題を抱えている。つまり“アメトムチ”で人を方向づけていた近代の社会システムが限界に来ているのだと思う。現代の問題は物質的な貧困よりも関係性の貧困。僕は近代卒業が課題だと思う」と鈴木。