チャップリン生誕130周年で、切なすぎる年の差ラブストーリーが4年ぶり再演
8日に通し稽古に臨んだ石丸は「チャップリン生誕130年という記念の年に再演でき、非常にうれしいです。今回新しいキャストが加わりました。また演出も、初演とは1幕がだいぶ変わりました。小説からのシーンなど、映画にはない要素も入り、舞台版ならではの魅力が存分あります。『ライムライト』が日本で根付いていけるように頑張りたいと思っています。ぜひご期待ください」とコメントを寄せた。
舞台は1914年のロンドン。ミュージック・ホールのかつての人気者・カルヴェロは、今や落ちぶれて酒浸りの日々を送っていた。そこへ現れた若きバレリーナ・テリーと出会うことで、物語は大きく動いていく。ある出来事がきっかけで足が動かなくなり、バレリーナの道を諦めかけていたテリー。同じ舞台に生きるカルヴェロは、そんなテリーを励まし、温かく支えた。恋心を抱き始めた二人だが、老芸人のカルヴェロがテリーの将来を思い、愛を手放すシーンは思わず胸が締め付けられる。また、かつてのようなパフォーマンスができず、舞台人としての自身のキャリアに葛藤するのカルヴェロ姿には、社会人ならば誰もが共感できるはず。
切なくも美しい大人の純愛を描いた『ライムライト』は24日まで同所で。
『ライムライト』:https://www.tohostage.com/limelight/