“ツリークライミング”で木や森を感じて自然を学ぶ

準備体操は大木をイメージして
 千葉県長生郡長柄町のリソル生命の森で4月28日、「ツリークライミング」が行われた。ツリークライミングとは、専用のロープやサドル(安全帯)を使用して木登りをすることで、木や森を感じて自然との一体感を味わう体験教室だ。

 当日の体験教室は4回開催され、約50人ほどの親子などが参加した。参加者はまずヘルメットとサドルを装着し、インストラクーと「木と季節」の話をする。これは、ツリークライミング体験教室のテーマが「木と友だちになり、自然を大切にする気持ちを育てる」が主軸にあることに由来する。ミーティングの後は準備体操。大きく枝を伸ばした木をイメージして、両腕を大きく広げた体操などを行う。

合言葉は「ワン、ツー、ツリー!!」


 今回は樹齢40〜50年のクスノキにチャレンジ。ロープの使い方や登り方をレクチャーされた参加者は、恐るおそるロープに身を委ねて、先程レクチャーされたロープ操作を試していく。ほとんどの参加者は、3〜4回でコツをつかんでスルスルと登っていた。

 地上から7〜8m登ったところで「ワン、ツー、ツリー!!」の掛け声で記念撮影。参加した子ども達からは「よゆ〜よゆ〜♬」「鳥になったみた〜い♬」の声が上がっていた。

 約60分の体験教室は、あっという間に終わりの時間。内訳は20分ほどの準備体操と木登りレクチャーと40分ほどのツリークライミング体験となっている。ちなみに、木から降りるロープ操作は、インストラクターがしてくれるので安心だ。
「ワン、ツー、ツリー!!」の掛け声で記念撮影
ツリークライミング教室の開催情報などは、ツリークライミング©ジャパンhttp://www.treeclimbingjapan.org