新中野にできた「SyainBar SOD女子社員」はSODの愛と社風にあふれたお店だった
帰り際にも思わぬお楽しみが…
「女優の引退後」についても考え居酒屋やBARを出すことに
同社の代表取締役社長を務める野本ダイトリは本紙の直撃に「もともと女優さんや女の子たちが働ける場所を作ろうといった発想で社内で会議を始め、秋葉原にお店を出すことになった。これまでは女優さんと触れ合う場所といえば、キャバクラなんかが多かったので、“もっと仕事帰りにふらっと寄れるような店”というコンセプトで始めた。でもこういうお店を出すのは初めてだったので秋葉原の盛況は予想外のところはあった」などと話す。
女優さんと制作会社の関係というものは一般のユーザーにはなかなか分からないもの。作品以外で女優の働ける場所を作りたいという発想は少々驚きでもあるのだが、同社は専属女優の紗倉まなの小説家としての活動や戸田真琴の映画関係の活動などもバックアップ。「女優の引退後」について考える土壌があるようだ。とはいっても一人ひとりをケアすることはなかなか難しい。そんなことから居酒屋やバーの立ち上げという発想に至ったようで、野本ダイトリは「女優をやめてから次に行くときの中間のステップになればいいなと思った。だからキャバクラというより居酒屋、立ち飲みにまで振り切っちゃおうよ、ということになった。とはいえ、こういうコンセプトのお店を作って働いてくれる女優さんがいるんだろうかというのが一番の不安だった。でも1号店を始めた時からそこで働きたいと言ってくれる子が増えていって、お店もいい循環で回るようになった。それが非常にうれしかった」とも話した。