10月の東京イベント｜運動の秋、勉強の秋、映画の秋ーーどの秋を楽しむ？

世界中の映画が東京に集合！東京国際映画祭

　世界中から話題の映画が集結する東京国際映画祭はアジアでも最大級の映画祭。映画ファンなら見逃せない一大イベントだ。アジアの良作を発掘する「アジアの風」や日本映画に焦点にあてた「日本映画・ある視点」など、30以上の企画を実施。大作から気鋭の監督による作品、往年の名作のリバイバル上映まで、幅広いラインナップが魅力。面白そうな映画が多すぎて「なかなか観る作品を決められない」なんて声も。まだ見ぬ傑作に出会えるチャンス！ 　映画監督や俳優、女優など超豪華ゲストが登壇するイベントも豊富。特にオープニングのレッドカーペットは注目。

https://2019.tiff-jp.net/ja/

阿佐ヶ谷ジャズストリート

「けやき並木の街をジャズでいっぱいにしたら、きっとおしゃれな街になるのでは」という思いつきから始まった「阿佐ヶ谷ジャズストリート」は、1995年からずっと続いている地域に愛されている音楽イベント。JR阿佐ヶ谷駅を中心に南北に伸びる中杉通りがジャズストリートにとなり、駅前の広場や神社、教会、学校の体育館、飲食店などでジャズが奏でられる。会場は全部で3種類。共通パスポートで楽しめるパブリック会場、飲食店などが独自に演奏会を行うバラエティ会場、路上で自由にジャズを聴けるストリート会場、どの会場でも気軽にジャズの魅力に触れられる。トッププレイヤーから気鋭の若手まで、幅広いメンバーの演奏を楽しめるのがポイントだ！またイベントに合わせて商店街では出店も。音楽好きはもちろん、ジャズは初めてという人も楽しめる。

http://www.asagayajazzst.com/

三茶de大道芸

　三軒茶屋の秋の風物詩。たくさんのパフォーマーが集まり、驚きの技の数々を見せる。三軒茶屋駅付近では、いたるところでパントマイムやジャグリング、ファイアーショーが行われる。移動しながら芸を見せる「ウォーキングアクト」、さまざまなアーティストたちの作品を気軽に購入できる「アート楽市」などバラエティ豊かな催しが行われる。ボランティアスタッフと商店街が一緒に作り上げた飾りつけも必見。工夫を凝らしたデコレーションがイベントをさらに盛り上げる。パフォーマンスやアートを鑑賞しながら、グルメも楽しめるお得なイベント。

http://arttown.jp/

気鋭のクリエイターの作品がたくさん！BE Vint-Age

代々木公園がファッションとアートで彩られるイベント。「すべてのクリエイターが“挑戦し続ける場所”」をコンセプトに、気鋭のクリエイターの作品発表やファンとの交流の場として開催されるもので、ファッションやアートの最先端を気軽に楽しめる。2017年開催とまだスタートして間もないイベントながら、2018年には8万人が来場。なかでも大盛り上がりだったのが会場中心の「ランウェイステージ」で行われたファッションショーだ。テントブースでは、展示はもちろん物販やワークショップが開催。クリエイターの一点物の作品との出会いを求めたり、自分の手を動かしてリースやイルミネーションカップなどを作ったりと楽しい時間が過ごせる。アート・インスタレーションの展示も必見。

http://vint-age.co.jp/

神田古本まつり

世界中から本好きが集まる一大イベント。メインは青空古本市で、500メートルもの書店と本棚に囲まれた「本の回廊」が神保町に登場する。マニアもびっくりの掘り出し物から、ベストセラー本、懐かしの漫画など幅広いラインナップが魅力。ついつい買いすぎてしまうかも…！普段お店には並ばない貴重な本を集めた「特選古書即売店」やチャリティー・オークション、ゲストイベントなど内容は盛りだくさん。読書の秋にぴったり！

池上本門寺御会式（おえしき）

　日蓮聖人の命日に行われる池上本門寺御会式。御会式とは、宗祖の命日に行われる法要のことで、池上本門寺御会式は、もっとも盛大なことで知られる。見どころは、12日夜の万灯行列。百数十基もの万灯と三千人もの人たちが２キロメートルにわたって町を練り歩くようすは、華やかで幻想的。特に桜の造花をつけた万灯の美しさは、うっとりしてしまうこと必至。団扇太鼓や笛、鐘の音色が賑やかで気分が盛り上がる。行列を一目見ようと、全国から30万人以上が集るとか。屋台の数も非常に多く500店以上。

ハロウィーン

　10月の締めくくり、ハロウィーン。渋谷を筆頭に、都内各地ではさまざまなハロウィーンイベントが行われる。カップルでも友達同士でも、思い切り満喫できるイベントばかり。大人向け、子どももOKのイベントも多いので、家族で仮装するのもおすすめ。