【インタビュー】Dream Shizuka、初めてのソロ作で示した「自分を作る4つの要素」



――楽曲について。その「Just keep on dreaming」について聞かせてください。作詞をしたいと思った理由は?

デモを聞いたときに作詞したいと思ったんです。曲を選ぶときは、ファンのみなさんの前で自分が歌っている姿が想像できるものという自分のルールがあるんです。どんなに素晴らしい曲であったとしても、それがなかったら、その時、自分が歌う曲ではないんだっていう。みなさんの前で歌いたいと思った曲はその時に歌いたいことも浮かんで来るんです。この曲の場合は、私もまだ夢に向かって頑張っている途中ですけど、夢に向かって新しい一歩を踏み出した時の喜びや、その時の裏にある不安とか葛藤。自分自身がリアルに感じているからこそ伝えられるのかなあって。

――作詞するうえで大切にしたことは?

自分よがりな歌詞にしたくないと思い、日常のシーンを取り入れようと思って、それが難しかったです。カフェで流れた音楽が自分の昔に戻すとか、泣くのを我慢しているときに靴ひもを結ぶフリをするとか。あるよねって思ってもらえるようなシーンを組み込むのには苦労しましたね。

――今後も作詞にはトライしていく予定ですか?

具体的に取り組んでいる曲はないんですけど、アイデアはあるので、トライはしていきたいですね。

――「Paper Dream」では、SHOCK EYE(湘南乃風)さんとコラボレーションしました。

SHOCK EYEさんとは、DANCE EARTH PARATYの「 ポッケ」という楽曲でご一緒させていただいたんですが、完成した後も、一緒に楽曲が作れたらいいなと、ひとつの夢としてメモしていたんです。この作品を制作するなかで、みなさんと一緒に楽しめる楽曲がほしいなと思ってたとき、SHOCK EYEさんが頭に浮かんだので、無理かなと思いながらオファーさせていただきました。SHOCK EYEさんは明るくて素敵な方で、夢や人に対しての大切な思いを持っていらっしゃる方なんです。単純に楽しいだけの楽曲では終わらせたくない楽曲だったので、夢に向かって頑張る思いだったり、子どもの頃には」あったありのままの心でチャレンジする大切な思いを大人になると忘れちゃっているな、でもそれって大事な事なんだけれどなということを、SHOCK EYEさんだからこその目線で書いていただきました。ソロとしての私の気持ちをすごく聞いてくださって、それも反映していただきました。SHOCK EYEさんだからできた楽曲ですし、自分自身も歌えば歌うほどパワーをもらえます。

――SHOCK EYEさんと協業するなかで、新たに発見した自分自身、引き出してもらったと感じるところはありますか?

ラップっぽいパートがあるんですけど、意外といけるじゃんって(笑)。SHOCK EYEさんが歌を入れてくださってそれに合わせて歌ったんですけど、できるかなあと思いながらもやってみたら楽しくて。いろんなことをやってみたらいいんだな、こうでなけれあばならないという枠を自然と作っていたのかなと思いました。新しいこと、どんどんやってみたいなと思います。

――最後に、最初の曲「Woman We Are」を。この曲は、力強い曲ですね。

熱い強さかもしれないです。この曲はE-girls時代に培ってきた自分のカラー、強い、クールという要素です。

――Shizukaさんのステートメントというか、意気込みを感じます。

自分の信じた道を突き進めというメッセージをしっかりと意思表示したいと思ったんです。それで1曲目に収録しました。いくぞー!という感じが伝わってほしいですね。