【インタビュー】BALLISTIK BOYZが切り開く、新しいエンターテインメント

写真は前列左から、深堀未来、松井利樹。後列左から、砂田将宏、海沼流星、日髙竜太、加納嘉将、奥田力也
――メジャーデビューの準備は整った、というところですね。改めて教えてください、BALLISTIK BOYZってどんなグループなのでしょうか。

日髙竜太:BALLISTIK BOYZは7人のメンバー全員がマイクを持ち、メンバー全員でダンス、アクロバットもするグループです。LDHにはたくさんのグループがいますが、このスタイルは初めてです。メンバーのなかには、「PROJECT TARO」でニューヨークに留学していたメンバーがいて、ポルトガル語ができるメンバーもいます。それぞれが個性豊かで、変幻自在。世界を狙っていきたい、いや狙っていく!というグループです。 

――気合が入ってますね! 本格的に活動をスタートしてから約1年でのメジャーデビューになるわけですが、みなさんにデビューが伝えられたのはいつごろのことだったんですか?

深堀:『小説王』(白濱亜嵐が主演するドラマ)の主題歌が決定して、メジャーデビューも一緒に知らされました。レコーディングもしなくてはならないし、その曲はデビューアルバムの重要な曲にもなるはずというのがあって、覚悟を持って臨んでほしいという思いがあって、その段階で教えていただいたようです。

――どんな状態で知らされたんですか?

日髙:……結構、深刻な感じで連絡がきたんです。
深堀:いきなり、来てくださいってね。
日髙:みんなが怒られるんじゃないかなって思ったよね(笑)。
みんな:思った(笑)。
深堀:その前に個別で面談もしてたし。スタッフさんも演技入ってたな(笑)。……で、まさか、と。

ーー深堀さんは、先ほどは「やっとだ」って言ってましたけど、その時は「まさか」の反応だったんですね。

深堀:それぞれ積み重ねてきたものがありますし、僕個人としては「やっとだ!来たっ!」ですけど、やっぱりグループとしてはまだまだでしたから。びっくりしました。

海沼:その当時は、たまにイベントに出させていただいたりしていた感じでしたし、本当に実感がなかったです。武者修行をして、ファイナルで発表があって、ようやく実感が沸いた。そこからまた責任と覚悟がうまれて……いま固まり始めてきたという感覚です。

ーー日髙さんが言っていた、世界を狙っていく、という気持ちが!

砂田:とにかく本物感があるグループで在りたい、実力派と称されるグループでいなければと思うんです。歌もラップもダンスも、レベルの高い状況で表に出ていきたいって。

松井:僕らのパフォーマンスには、いろいろな見せかたがあるから、一つひとつ丁寧に取り組んで、レベルアップにつなげたいよね。それで、今まで、誰も見たことがないグループになっていきたいんです。

日髙:先輩たちが築き上げたものを受け継ぎながらも、自分たちで新しいものを作っていきたい。

加納:新しいエンターテインメントをね。