U字工事が六本木ヒルズで牧場長に「栃木のにおい、する!」



 栃木出身のお笑いコンビ、U字工事が2日、六本木ヒルズアリーナに1日限定で登場した六本木牧場の牧場長を務めた。牛乳の日の6月1日から始まる牛乳月間をPRするイベント「六本木牧場~にっぽんの酪農、ギュウっと詰まってます!~」の一環。

 いつもとは違った揃いのデニムのオーバーオールで登場すると「栃木のにおいがする」。益子卓郎は「背負っているものが栃木から六本木に変わったので、マイナーリーグからメジャーリーグにアップした感じ」、福田薫も「興奮しています」と、中央酪農会議の迫田潔専務理事からたすきを受け取った。

 イベントでは、乳牛の種類や殺菌方法の異なる牛乳の飲み比べや、牛乳に関するクイズなどで、牛乳に関する知識を含めた。


 栃木県の生乳生産量は本州では1位。栃木の北部の出身で、牧場が周りにある環境で育ったとう2人は、牧場で写生をしたり、社会見学で牧場を訪れたりするなど、牧場に親しみながら育ったという。 

 栃木といえば、レモン牛乳で有名。「よく、U字工事さんが宣伝してくれたって言われるんですけど、我々宣伝したつもりはないいんですけど……」と、益子。福田も「東京で売られているのを見たときには、スターになったというか、なりあがったというか、出世したというか」と誇らしげった。

 今年で6回目の開催となったイベントでは、全国各地の牧場アイスクリームや飲み比べ牛乳セットの販売、模型の牛での搾乳体験や、手作りバター教室、日本の酪農を知ることがでいるパネル展示なども行われた。