【インタビュー】佐藤寛太 映画『今日も嫌がらせ弁当』で思い出した“愛の”お弁当エピソード!
ちなみに佐藤の理想のお弁当メニューとは?
「好き嫌いはまったく無いんですけど、今は役作りで体を鍛えたいと思っているので筋肉メニューがいいです。出し巻き卵、ブロッコリー、チキン、サーモン、シャケでもいいけど…あとよく、ハンバーグの下に敷かれているちょっとしたパスタなんかも入っているとうれしい。僕、すごく注文多いですね(笑)」
当たり前のように食べていたお弁当も、今はそのありがたさをはっきり感じる。
「独り立ちをすると余計に親のありがたみを実感しますよね。弁当とか食事とか洗濯とか、当たり前だと思っていたことにどれほど助けられていたか。今年の元旦、実家に帰省して東京に戻るとき母が弁当を作って持たせてくれたんです。飛行機だとかさばるけど新幹線なら時間もあるし、駅でお弁当を買うくらいなら、って作ってくれて。部屋に、そのときの弁当箱がまだあります。捨てていいからとタッパーみたいな入れ物で作ってくれたんですけど、なんかもったいなくて取ってあります(笑)」
感謝の気持ちは、自分が成長した証なのかも。
「今は、僕のやりたいことを理解してくれて、やりたいことをやらせてもらっていることもありがたいなと思っています。悩まないタイプなので親に相談とかはしないですけど、たまに愚痴を言うと“他の方に失礼の無いようにね。でもそのままでいいんじゃない”と言ってくれて。やっぱり親だなあ、と思います」