飯野が2年半ぶりの再戦で木内に雪辱【6・8 修斗】

バックを制してパンチを打ち込む飯野(撮影・小林郁人)
削り合いのシビアな展開に

 試合は1Rから飯野が打撃で勝負に出る。プレッシャーをかけ前に出る飯野に対し木内は下がりながらも手数では負けていない。隙をついて組み付いてはグラウンドに持ち込もうとする木内だが、飯野は組み合って押し込まれても体勢を入れ替え、体を離し打撃の展開に持ち込んでいく。それでも1R終盤には木内が飯野のローにストレートを合わせ、フラッシュダウンを奪って見せた。

 2Rに入ると飯野は一転、木内のローに合わせタックルからテイクダウンを決める。しかし木内はその勢いのままフロントチョークからニンジャチョークを狙うが飯野は脱出すると上のポジションからパウンドを落としていく。木内も下から足を使って距離を取ると、下から鉄槌を放っていく。上の飯野のパウンドと下からの木内の鉄槌で互いに削り合うシビアな展開が続く。