元ラグビー日本代表の吉田義人と堀越正己がW杯に向け「ファイト~! いっぱ~つ!」

久しぶりに日本代表ユニフォームにそでを通した吉田氏(左)と堀越氏
「真剣勝負をしている男たちに魅力がなきゃいけない」

 堀越氏は「ラグビーはこれだけ小さくてもできるポジションがあるというのも魅力の一つ。いよいよW杯が来る。2015年に南アフリカをやっつけたような試合がまた日本で見られるということを楽しみにしている。ぜひ生で見ていただければ」。そしてかつてW杯に出場した際に、先発から外れ、観客席で試合を見ていた時の経験から「ラグビーは応援がすごい。相手のいいプレーには敵でも拍手を送る。レフェリーが変な笛を吹くと敵味方関係なく、みんなでブーイングをする。他のスポーツにはない応援の仕方がラグビーにはある。そんな応援の仕方も日本で体感できる。皆さんにも体験してほしい」と生での観戦を勧めた。

 今回のイベントは若い女性が多くやってくることが予想されるのだが、吉田氏は「女性たちにもラグビーの面白さを発信してもらいたい。そのためには、真剣勝負をしている男たちに魅力がなきゃいけない。ラグビーは勇気を試されるスポーツ。ボールを持った人間が先頭になり、その後ろで14人がサポートしてくれる。そこでは生きざまが評価される。ひるんだり臆病になっていたら、仲間からの信頼は得られない。そういうスポーツ。ラグビー選手は背中でものを語れる男たちばかり。そんな選手たちの生きざまを感じてほしい」とアピール。

 堀越氏も「まずグラウンドに行ってほしい。防具をつけずに体と体がぶつかり合う音が聞こえるし、テレビでは感じることのできないスピード感や迫力が感じられる。そういったところを生で見ていただきたい。そして感じたことをSNSで広めていただいて、もっとラグビーが普及できるように協力していただけたら」と訴えた。