人気急上昇中の俳優・杉野遥亮が詐欺師としてのし上がる主人公を熱演!
撮影・蔦野裕
劇中、追い詰められてクレーンで吊るされるという過激なシーンも自ら演じた。
「楽しかったですよ、僕は吊られていただけなので(笑)。何度も吊られたので、ハーネスが食い込んでちょっと痛かったりもしたんですけど、クレーンに対して謎の愛着がわいてきて。吊られるのは僕の特権だ、みたいな(笑)。空中で動くのも怖いけど動かずにはいられないという様子を演じようと足をバタつかせたりしたんですけど、意外と難しかったです。でもそのシーンを見て初めて自分のことをかわいいと思ってしまいました(笑)。クレーンゲームで小さい人形がつかまれてるみたいで」
演出の小林勇貴監督、原祐樹監督や共演の役者陣との息もピッタリだった様子。
「正直、台本を読んだ段階ではまだ誠実の本質を完全につかみ切れていない部分があったんですが、監督は現場で生まれるものを大切にしてくださる方で、その場で出てきたものもたくさん汲み取っていただきました。誠実が、山中崇さんが演じるダシ子のリーダー山田に追い詰められ恐怖から憎しみや反発心に変わっていく瞬間があったんですが、そのシーンの後、監督から“誠実ってプライドが高いんだね”と言われて、確かにそう考えると誠実の行動がすごく腑に落ちるな、と。それがけっこう誠実のベースとなりましたね」
「楽しかったですよ、僕は吊られていただけなので(笑)。何度も吊られたので、ハーネスが食い込んでちょっと痛かったりもしたんですけど、クレーンに対して謎の愛着がわいてきて。吊られるのは僕の特権だ、みたいな(笑)。空中で動くのも怖いけど動かずにはいられないという様子を演じようと足をバタつかせたりしたんですけど、意外と難しかったです。でもそのシーンを見て初めて自分のことをかわいいと思ってしまいました(笑)。クレーンゲームで小さい人形がつかまれてるみたいで」
演出の小林勇貴監督、原祐樹監督や共演の役者陣との息もピッタリだった様子。
「正直、台本を読んだ段階ではまだ誠実の本質を完全につかみ切れていない部分があったんですが、監督は現場で生まれるものを大切にしてくださる方で、その場で出てきたものもたくさん汲み取っていただきました。誠実が、山中崇さんが演じるダシ子のリーダー山田に追い詰められ恐怖から憎しみや反発心に変わっていく瞬間があったんですが、そのシーンの後、監督から“誠実ってプライドが高いんだね”と言われて、確かにそう考えると誠実の行動がすごく腑に落ちるな、と。それがけっこう誠実のベースとなりましたね」