アソビシステムが保育園「未来のピース保育園」 エデュリーと協業
きゃりーぱみゅぱみゅなどのマネージメントなどを行っているアソビシステムと、東京・埼玉・神奈川で7園の保育施設を展開している株式会社Edulead(エデュリー)が協業、渋谷区千駄ケ谷に保育所「未来のピース保育園」を開園した。6月16日には、開園を記念して、地域内覧会とペイントイベント「HAPPY WALL PROJECT」が行われ、関係者や地域の住民が保育園のエントランスの外壁をペイントした。
エントランスの外壁をペイント
施設のビジュアルプロデュースは、原宿のカワイイ文化を世界に発信しつづけている増田セバスチャンが担当。パステルカラーでひときわ目立つ建物の外観はもともとの建物の特性を活かしたデザイン。保育園を見守るユニコーン「ユニキュン」のなかに、パズルのピースを模したオリジナルキャラクターの「パズー」が住んでいるというストーリー。「園名の『未来のピース』の通り、一人ひとりの子どもが一つひとつの未来のピース(かけら)だと思い、パズルのピースをモチーフにした」と、増田。また、「カラフルな服を着たり、髪色を変えた時のワクワクする気持ちをいつまでも忘れないように、カラフルな環境で育まれてほしい。自分自身も国際交流と教育に力を入れているので、こうした施設に関わることができてとてもうれしい」と、話している。
保育園は、内閣府が待機児童の解消を目的ですすめている「企業主導型保育事業」の助成を受けて設置したもの。
株式会社Eduleadの菊地翔豊代表は「園名には、色彩豊かな世界で健やかに成長してほしいという思いと、子どもたちの個と多様性を尊重する場でありたいという願いが込められている。この街に合ったかたちで、個性を大事にした子どもたちを育んでいきたい」。
アソビシステムの中川悠介代表は「エンタテインメントの力を違う分野で活かしていきたい。原宿のカルチャーを育てて発信している会社なので、原宿の街に根ざしたかたちで子どもたちの成長に貢献していきたい」と、抱負を語った。
今後は、アソビシステムの従業員だけでなく、地域貢献活動の一環として、地域の住民や企業からも利用者を募っていく予定。