武居が公約通りの全試合KOでトーナメントを制す【6・30 K-1】

1回戦のリーバス戦。ボディーの連打でリーバスを戦意喪失に追い込む(撮影・小林郁人)
1回戦では「事実上の決勝戦」リーバスをあっという間にKO

 武居は1回戦はアレックス・リーバスと対戦。

 リーバスはK-1初参戦となった昨年11月大会で1階級上のフェザー王者・村越優汰に判定勝ちを収めている強豪。事実上の決勝戦ともいわれるカードとなった。

 リーバスがプレッシャーをかけ前に出るが、武居は左右のボディー、左のインロー右ミドルと攻め込んでいく。武居の左のストレートが顔面を襲うが、リーバスも打ち返し、武居にとっては気の抜けない展開。

 しかし武居のボディーブローが徐々にリーバスを削っていく。武居は左の三日月蹴りからリーバスをロープに詰めると、左右のボディーの連打。リーバスはガードを固めたままたまらずダウン。立ち上がるも戦意は喪失。コーナーを背にマウスピースを吐き出してしまう。しかし武居は構わず左右のボディーのラッシュ。リーバスは弱々しくしゃがみ込みダウン。武居は会心のKO勝ちにガッツポーズを見せた。