【インタビュー】奥野壮&押田岳が仮面ライダーへの思いを語る
1年の撮影を経て、大きな経験を積むことができたと振り返る。
押田「壮は最初から18歳とは思えないくらい大人だなと思ったけど、やっているうちにますます成長してきて、今は本当に同じラインに立って一緒に戦えていると実感しています。人の意見も聞くようになったし(笑)」
奥野「岳くんは会ったときから真っすぐで1つのことに集中できる人だなと思ったけど、やっぱりそういう人だった。この人と一緒にやれてよかったとすごく思いました。でも意外とポンコツというかお茶目なところもあって、先日も減量中だって言っていたのに昼食のときに“トンカツ…アブラ…ま、いっか”って(笑)」
押田「壮は意外とまっすぐで、そういうときにダメでしょって止めてくれる(笑)。でも1つ言うなら…変身を1回くらい合わせてくれ(笑)!」
奥野「そうですよね(笑)。いつも岳くんと(仮面ライダーウォズ役の)渡邊圭祐さんが、僕の動きのタイミングで変身を合わせてくれるんですけど、この間、僕が2人に動きを合わせることになったとき、まったくできなかったんですよね(笑)」
『仮面ライダージオウ』は“平成最後の仮面ライダー”である記念的作品とあって、数々のレジェンドたちとも接することができた。
押田「毎回、僕らはゲストで来てくれる先輩方の力を受け継ぐわけですが、僕らはその重みを分かっていなければいけない、という話を(仮面ライダー鎧武の)佐野岳さんがしてくれたり、そんなふうに現場では先輩たちがたどってきた道を話してくれる機会をたくさんいただいたんです。記念作品ということで、そういう機会も他の仮面ライダーたちより多く頂いていると思う。だから僕らもその道をたどってもっと大きくなることが恩返しなのかな、と思います」
奥野「毎回、来てくださるレジェンドライダーの方々って皆さんすごく気さくで、僕らがお声がけするタイミングを見計らっているとご自分から話しかけてくださるんですよね」
押田「自分たちもいつかそうなりたいなと思うよね」