Jr.EXILE世代の“バトル”を12万人が目撃!「BATTLE OF TOKYO」



 GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE――。EXILEにあこがれてアーティストを目指してきた世代=Jr.EXILE世代のグループが、それぞれの持てるパワーや技術、情熱を、ひとつのステージでぶつけ合う「BATTLE OF TOKYO」は、バチバチで、キレキレで、ウルウルだった。
  
 セットリストは、アルバム『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』に収録されていた楽曲と、それぞれのグループの楽曲で構成。GENERATIONSとTHE RAMPAGEの「SHOOT IT OUT」を皮切りに、それぞれのグループは、会場の中央のステージと、そこから四方に張り出された花道を使い切って、エネルギッシュなパフォーマンスを披露。各グループのパフォーマーによるバトルを含め、総立ちのオーディエンスも、彼らの一挙手一投足にくぎ付けだった。



 4日間のライブは、連日盛り上がりを見せたが、なかでも3日目となった6日は特別なライブだった。

 この日は、FANTASTICSのメンバーで胃がんで亡くなった中尾翔太さんの一周忌。アンコールには、初日公演中に骨折しライブへの出演を見合わせることになったFANTASTICSのリーダーの世界も登壇。出演アーティスト全員で、闘病中だった中尾さんへの思いを込めて制作された楽曲、EXILE「Turn Back Time」を歌った。途中、メンバーは涙を拭ったり、感極まって声にならない場面もあったが、会場いっぱいのファンが声を合わせた。中尾さんがデザインしたキャラクターのモチーフだった、ひまわりが会場のあちこちで揺れていた。

 「BATTLE OF TOKYO」のライブが、2020年にも開催されることが発表される。

 現在、主要な定額制音楽配信サービスで、今回のライブのセットリストが配信されている。

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