世界王者・佐藤将光がバンタム級トーナメント開催をアピール【7・15 修斗】

佐藤が強烈なパウンドを落とす(撮影・上岸卓史)
一瞬ヒヤリも韓国のファンに1RKO勝ち

 修斗世界バンタム級世界王者の佐藤将光が7月15日、修斗でのバンタム級トーナメントの開催を訴えた。

 佐藤はこの日、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(東京・後楽園ホール)のセミファイナルで韓国のファン・チャン・ファンと対戦。1R4分23秒、KO勝ちを収めた。

 1R開始早々にファンが右ローから右フック、左フックとヒット。これで佐藤がダウン。ファンが一気に飛び掛かるが、佐藤は組み止めると逆にテイクダウンを決め上を取るとダメージを回復。

 半身で固めたファンにパンチをコツコツと放って削っていく。そしてマウントからサイドにポジションを移行すると、ファンの左腕を足で殺してパンチの連打。しのぐファンだったが、佐藤は一度体を離した後、大きいパウンドからまたもグラウンドでサイドポジションを奪う。ここでもファンの両腕を殺してパンチの連打。驚異的な粘りを見せ脱出したファンだったが、ケージを背に座り込んだファンに佐藤がパンチの連打を放ったところでレフェリーが試合を止めた。
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