初公開の五輪メダルがお披露目! 東京オリンピック1年前セレモニーが開催

「冬、春、夏と四季の景観を楽しみながら走りましょう」と聖火リレー参加を呼びかけた石原さとみ
 セレモニーでは、東京2020オリンピックの金・銀・銅メダルのデザインが、デザイナーとともに発表された。入賞メダルデザインコンペティションによって選ばれたのは、川西純市氏のデザイン。幾重にも重なる線で「光の輪」を表現した上品で繊細な日本らしいデザインが完成した。

 入賞メダルデザインコンペティション審査会の宮田涼平座長は、「日本が誇る金属の造詣の深さと、素晴らしいデザインが一体となって、最高のメダルに仕上がりました。早くアスリートの皆さんにかけられることを期待しています」と期待を寄せた。川西氏も「このメダルはオリンピックを目指し、挑戦するアスリートの努力と挑戦、そして世界と平和を輝く光の輪で表現したいという思いで作りました」と、デザインに込めた思いを語った。
幾重にも折り重なる、繊細な線で表現した光の輪
 ステージで発表を見届けたオリンピアンの澤穂希らは、「ぴかぴかですね。メダルにふさわしい」。「このメダルを目指して現役復帰したいくらいですね」などと感動した様子で、初対面のメダルに見入っていた。

 最後は、東京スカパラダイスオーケストラと吉田兄弟のスペシャルライブでフィナーレ。会場が東京2020オリンピック1年前の熱気に包まれ、セレモニーは幕を閉じた。
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