山田孝之、伝説のアダルトビデオ監督を演じ「R−18の網をかいくぐって見てほしい」!



 村西の会社員時代の先輩を演じた板尾創路は、吉本興業所属でありながら終始「ジャニーズ事務所の板尾です」と言い張り会場の笑いを誘いつつ「僕はダメサラリーマンだった村西を教育する小野という役だったんですけど、その後の豹変ぶりに視聴者として驚きました。パンツ一丁になっているのを見たときは、こんなヤツじゃなかったのに、と。でも村西さんのうさんくさい口調とか、小野から受け継いだものだったんだなと、村西さんの歴史を知れて楽しかったですね」と感慨深げ。すると武監督も「山田くんが変わっていくさまが本当におもしろくて、僕らもいつ村西になるのかな、と思いながら撮ってたので、そのあたりも見どころだと思います」。

 その村西の変貌ぶりについて山田は「実際に村西さんとお会いして、お話する姿を拝見させていただいたんですが、話す相手によってもスイッチを切り替える人だった。それで、演出するときやカメラの前に立った時に、メディアを通してみんなが知る“村西とおる”になるスイッチが入る方が、感情移入しやすいし8話見ていられる人物になるんじゃないかと思いました」と役づくりを語った。