1年7カ月ぶり復帰の石渡が佐々木に一本勝ち【7・28 RIZIN.17】

ノースサウスチョークで絞め上げタップを奪った石渡(撮影・上岸卓史)
「休んでる間に四天王という不名誉な名前をつけられた」

 2Rに入ると佐々木は右ハイキックから両足タックル。しかし石渡に背中をつけさせることはできず、石渡は立ち上がり逆に佐々木をコーナーに押し込んでいく。佐々木は体勢を入れ替え押し込み、また両足タックル。バックを狙うが、石渡は許さず、逆にテイクダウン。しかし佐々木はコーナーを背にすぐに立ち、スタンドに戻り、打撃の展開となる。

 ここで石渡がプレッシャーをかけ、ロープ際に追い込み、右フックを放つと佐々木が腰を落とす。石渡は倒れた佐々木の顔面にヒザを叩き込む。苦し紛れに足にタックルにいった佐々木をつぶすと頭部にヒザを連打。そして佐々木を仰向けにするとノースサウスチョークにがっちり固めると佐々木はたまらずタップした。

 石渡は試合後のマイクで「RIZINファンの皆さん、ただいま。1年7カ月のブランクが出ていて、大振りでしたね。休んでる間に四天王という不名誉な名前をつけられているので、何が、四天王だ、と。まだ、トップにいるやつには笑われているでしょうけど、何が、四天王だ、と。以上です」と復活をアピール。