【インタビュー】「マジックで魅了し、芝居で感動を与えたい」大人気俳優とマジックが異色のコラボ!

【写真左から】マジック監修のテツヲ、作・演出の久保田唱
 2組がWキャストで演じるわけですが、お互いに意識している?

青木「マジックが上達したかどうかは気になるかも知れないけど(笑)」
瀬戸「確かに、そこのうまい下手はちょっと意識してしまいそう…」
青木「でもやっぱり相手というより、自分自身かな。それどころじゃないって(笑)。もうちょっとで本番なのに俺、全然できてない! ヤバい!みたいな感じになるのだけは絶対に避けたい(笑)」
テツヲ「本番でトランプがバラバラになりそうだと思ったら、客席に向かってバーッと投げちゃっていいですよ」
稲垣「投げちゃいます!(笑)」
松本「マジックの上達具合は気になるかも知れませんが、役者が違うと主軸は同じでも、また別物のストーリーというか、ちょっと見え方が違うんじゃないかなと思ってますので、そんなに意識はしてないかも」
久保田「これから演出していくにあたり、その辺のみなさんの個性は見極めて、それぞれの魅力を引き出せればと思っています」
稲垣「松本君とは初めましてではないし、もともとよく知っているので、空気感はすぐに作れる気がします。また、お互いにどんな芝居をするかも分かっていますが、初めての会話劇の2人芝居で、しかもそこにマジックが入ってくるという事なので、そこは久保田さんにうまくすり合わせていただいて、引っ張っていっていただけたらと思います」
瀬戸「僕は松本さん、稲垣さんとはご一緒した事があるんですが、青木さんとは初めましてなんです。でもビジュアル撮影の時に話しかけて下さり、とても優しい方だったので、これから仲良くしていただきたいです」
青木「瀬戸君にそんなふうに言ってもらって、こちらこそぜひ仲良くなりたいなって。僕が一番年上で瀬戸君が一番年下なんですけど、年下の人にそういっていただけるのって、ほんと純粋にうれしいです。だからそういう年の差とかは無しにして、2人でしっかり世界を作り上げていけたらいいなと思いますし、マジックで魅了して、お芝居で感動させたいと思っています」
松本「僕も同じこと言おうと思ってました(笑)。2人芝居は初めてですが、それを成弥君とやるのがすごい楽しみで、その感情を稽古から出していけたら。もともと仲がいいので、それもお客さんに伝わればいいし、仲の良さを出していきたいですね」
久保田「読み合わせもすごくいい雰囲気でしたし、それぞれのチームのカラーを大事にしていければなと思います。2つのチームの違いを楽しんでいただき、もうひとつのチームも見たくなるような。そんな舞台になればいいですね」