ネタバレなし!あらゆる仕事を後回しにして僕が映画「ワンピース スタンピード」を観に行った理由【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】
こんにちは、黒田勇樹です。
明日から脚本・演出を担当する三栄町LIVE特別公演 黒田勇樹プロデュース『リトルスーサイド』が始まります。より良い作品にすべく、まだジタバタしてますので、皆さんご期待ください。
これが20日までなんですが、その後すぐにSOD女子社員×三栄町LIVE『女子社員演劇倶楽部~来るなサンSyain~』という作品に俳優としてお邪魔します。僕はガリガリガリクソンさんとのダブルキャストで23日からの出演になります。
ちょっと楽しみです。むふふ。
今週は鑑賞記やります。では始めましょう。
明日から脚本・演出を担当する三栄町LIVE特別公演 黒田勇樹プロデュース『リトルスーサイド』が始まります。より良い作品にすべく、まだジタバタしてますので、皆さんご期待ください。
これが20日までなんですが、その後すぐにSOD女子社員×三栄町LIVE『女子社員演劇倶楽部~来るなサンSyain~』という作品に俳優としてお邪魔します。僕はガリガリガリクソンさんとのダブルキャストで23日からの出演になります。
ちょっと楽しみです。むふふ。
今週は鑑賞記やります。では始めましょう。
黒田勇樹
1998年、ゾロがミホークに負けルフィに「二度と負けねぇ!」と誓ってから21年、当時16才だった黒田少年のハートは三千世界に貫かれ、以後1週たりとも遅れることなく週刊少年ジャンプを購読し続けてきました。
本当は「好きな漫画のアニメ化」に関して、元々映画監督志望だったせいか「自分のイメージと違う」ことが多かったのであまり肯定的ではなかったのですが、このワンピースに関しては近年、作者の尾田栄一郎先生が総監修などかなり力を入れられているので「これはファンとして腹を括って観に行くべきであろう」と劇場に足を運び続けています。
傑作でした!なんというんでしょう?これまでの映画シリーズってどこか「オリジナル要素」の灰汁というんですかね?それが本編との差別化の為なのか、制作側の顕示欲なのかはわからないのですが「いつものワンピースと違う色」みたいなものが入り込んでくる印象が強かったのですが、今回はそれがなく、まさに“ワンピース一色”の“オールスター映画”!
あらゆるキャラの行動がこれまで読んできた彼らと違わず、更に折々の名シーンが全て、過去の名場面のオマージュという秀逸さ。
シナリオ担当、どれだけ本編読みこんだんでしょう…
悪役たちも「そうきたか!」と膝を叩く設定の「本編で最も偉大なキャラへのアンチテーゼ」というアプローチで、非常に受け入れやすい。
感嘆の声も涙も出まくる、最強のワンピース映画でした。
さて、こう書くと「ファンが好きな作品観に行っただけじゃねぇか」と思われると思うんですが、違うんです!
現在俳優、劇作家、監督として売れっ子(自称)で多忙を極めている僕が、あらゆる作業を後回しにして、毎週月曜の朝にはジャンプを熟読し、映画公開直後に映画館へ足を運ぶのは、ワンピースが「日本で一番お金になっているコンテンツ」だからです。
これを研究しないで、何が日本で活躍するクリエイターでしょうか!?
今作っているお芝居もかなりテンポ感が早く、スタッフさんに「きっかけ多すぎで2時間かけてやる芝居ですよ!」とか叱られたりしてるのですが「わ、ワンピースはこのテンポだったもん!」と強い心で立ち向かうことが出来ています。
少年たちの「男の子の教科書」であり「クリエイターの教科書」でもある、この映画、夏休みの少年たちに混ざって観るとそのリアクションが更にマーケティングになるので、大人たちも恥ずかしがらずに足を運ぶことをおススメいたします!
本当は「好きな漫画のアニメ化」に関して、元々映画監督志望だったせいか「自分のイメージと違う」ことが多かったのであまり肯定的ではなかったのですが、このワンピースに関しては近年、作者の尾田栄一郎先生が総監修などかなり力を入れられているので「これはファンとして腹を括って観に行くべきであろう」と劇場に足を運び続けています。
傑作でした!なんというんでしょう?これまでの映画シリーズってどこか「オリジナル要素」の灰汁というんですかね?それが本編との差別化の為なのか、制作側の顕示欲なのかはわからないのですが「いつものワンピースと違う色」みたいなものが入り込んでくる印象が強かったのですが、今回はそれがなく、まさに“ワンピース一色”の“オールスター映画”!
あらゆるキャラの行動がこれまで読んできた彼らと違わず、更に折々の名シーンが全て、過去の名場面のオマージュという秀逸さ。
シナリオ担当、どれだけ本編読みこんだんでしょう…
悪役たちも「そうきたか!」と膝を叩く設定の「本編で最も偉大なキャラへのアンチテーゼ」というアプローチで、非常に受け入れやすい。
感嘆の声も涙も出まくる、最強のワンピース映画でした。
さて、こう書くと「ファンが好きな作品観に行っただけじゃねぇか」と思われると思うんですが、違うんです!
現在俳優、劇作家、監督として売れっ子(自称)で多忙を極めている僕が、あらゆる作業を後回しにして、毎週月曜の朝にはジャンプを熟読し、映画公開直後に映画館へ足を運ぶのは、ワンピースが「日本で一番お金になっているコンテンツ」だからです。
これを研究しないで、何が日本で活躍するクリエイターでしょうか!?
今作っているお芝居もかなりテンポ感が早く、スタッフさんに「きっかけ多すぎで2時間かけてやる芝居ですよ!」とか叱られたりしてるのですが「わ、ワンピースはこのテンポだったもん!」と強い心で立ち向かうことが出来ています。
少年たちの「男の子の教科書」であり「クリエイターの教科書」でもある、この映画、夏休みの少年たちに混ざって観るとそのリアクションが更にマーケティングになるので、大人たちも恥ずかしがらずに足を運ぶことをおススメいたします!
黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。
公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。
公式サイト:黒田運送(株)
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