【インタビュー】CrazyBoy LAライブで確かな手応え!新曲『PINK DIAMOND』リリース
——楽曲を作る際に、映画からインスピレーションを受けることは多いんでしょうか。
基本的には自分の実生活で感じたことの方が多いですが、映画を観るのが好きだからインスピレーションを受けることは結構あります。『PINK DIAMOND』を作っているときは、自分で編集して、『Mr.&Mrs Smith』のワンシーンに音源をはめてみたりして。そしたらめっちゃいいじゃんって!(笑)それを自分のミュージックビデオにも活かしたりしています。
——ちなみに、今回の衣装がスーツなのも映画の影響でしょうか?
(笑)。というよりは、派手な感じだったり攻撃的な衣装、『LOCO』では、白の世界で踊ってみたり、今までいろいろなスタイルに挑戦しきたんですけど、令和になってロゴも変わって、自分のやりたいことを幅広くできるレーベルにも参加させてもらって……、ここからはスマートに自分の目的とする場所にたどり着けるなということがわかったので、シンプルにスーツで勝負したいなと思って。
——もう余計な装飾はいらない、みたいな。
そうですね。シンプルな新しいビジュアルだなと思ってもらえたら。映画でいうと『GOLDENEYE007』や『MEN IN BLACK』みたいなエージェント? 音楽業界に何かを発信していきたいというか、日本のダンスミュージックを世界に発信していくエージェントは自分かなって。
——年号が変わったりレーベルが変わったり、フレッシュな気持ちで意欲が湧いている!
全部のタイミングが良すぎましたね。本当にこれからが楽しみです。やってきたことが、いろいろな人に理解してもらえて、気づいたらこんなオファーをもらえるんだとか、パフォーマーが音楽を始める時に今みたいなことを想像できたかと言われたら、多分誰も想像できなかったことが起きています。
——ELLYさんのために、いろいろ「整って」きてますね。
「NEOTOKYO」って、未来を作るってやってきて良かったなと思っています。
——そういえば、Jr.EXILE世代の新プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」で、「新TOKYO」とか「超TOKYO」といったコンセプトが出てきました。ELLYさんの「NEOTOKYO」がLDH全体に広がっている印象が……(笑)。
今では20〜30人ぐらいラップしてますからね(笑)。女の子のグループでもラップしたり、パフォーマーがラップしたり、気づいたら三代目のリーダーもHONEST BOYZでラップしていますもんね(笑)。でも、そんな常識もなかった頃に新しい常識をつくることができて良かったなと思いますし、後輩たちも感謝してくれたりもするので、先輩らしいというか、LDH内でエンターテインメントの開拓ができたのは良かったと思います。
——ELLYさんだからできたことだと思います。
僕は自分が本当に好きなことをまっすぐやりたいという気持ちが強いんです。いろいろな壁もあると思うけど、それは自分の中で突破できると信じています。だから、J-POPのスタイルで、なおかつ格好いいと思ってもらえるものを届けたい。それは海外も同じです。コラボレーションもJ-POPの枠にとどまらず、K-POPでもアメリカの音楽でもチャンスがあるならコラボしたいと思っています。
——それはもう、何か動き出してる……と。
僕に直接連絡くれるアーティストの方もいたりするので、みんながびっくりしてくれるようなことも今後やっていけると思いますし、LDHの新しい動きも感じてもらえると思います。
——これからの動きに注目しています! ありがとうございました。
『PINK DIAMOND』はLDH music & publishingより8月23日リリース!