磯村勇斗とGANG PARADEで新感覚のミュージカル「夏フェスに来るような感覚で遊びに来て」
新宿・歌舞伎町を舞台に、風俗嬢のミキと、カリスマホストの一ノ瀬聖夜の人生が運命に導かれて交差し、展開していく物語。
磯村は、稽古について、「基本的には楽しかった。実験的な空気がありました。初ミュージカルで、歌う、踊るっていうところが初めてで、どうやって見せるかが芝居とは違うなと思いました」とコメント。
ギャンパレのカミヤサキも「お芝居、歌、ダンスと、いろんなことを表現できるのが初めてで、エンターテインメントというものを改めて考える機会になった」と、話した。
根本もまた本作でミュージカルに初挑戦。「初めてのミュージカルなので、同じく初めての方々とご一緒したかった。初めて尽くしのみんなで作ったので、まったく見たことがないミュージカルに仕上がっている。座組としてうまくいっていると思う」と、笑顔を見せた。
舞台で、ギャンパレのメンバーは全員風俗嬢を演じている。劇中で、音楽ライブさながらにギャンパレが自身の楽曲でパフォーマンスするのを楽しめるのも見どころだ。
「ライブとは違った感覚をお客さんに伝えられると思う」と、ヤママチミキ。「バンドさんが入ってくれているので、違った音楽が聞こえると思います。振り付けも普段は自分たちでやっていますが、今回は東京ゲゲゲイのMARIEさんに考えていただいているので、普段からライブに足を運んで下さっている“遊び人”(ギャンパレのファンの呼称)のみなさんには今まで見せたことがないような私たちを見せられると思う」と、胸を張った。
キレキレのダンスを披露したかと思えば、感情や言葉をぶつけ合う。運動量も感情の動きも多い作品。根本が「(ギャンパレは)バカみたいに体力がある。この暑さの中、この体力がいる舞台をこなして、誰も倒れることなく、初日を迎えてくれた。彼女たちじゃなければできなかったと思う。元気なグループでますます好きになった」というと、ギャンパレはライブ活動や、100キロマラソンで培ってきた体力が生きたと笑った。
9月1日まで、同所で。
■GANG PARADEのコメント
ヤママチミキ
今までやってきたことないことを経験させていただけるチャンスをいただけたのはすごくありがたいです。今後のの活動にもたくさん影響をもらえるものをやらせてもらっているので楽しみです。
ココ・パーティン・ココ
舞台や演劇はまったく勝手がわらない状況で、いろいろ教えてもらいながらやらせていただきました。すべてが新鮮でワクワクしながらやっていて、すごく楽しい舞台になっています。アイドル好きな方、そうじゃない方、ミュージカルを見たことがない方も、好きな方も、いろんな方に見ていただきたいです。
カミヤサキ
音楽を届けるうえで、一人でも多くの方の心を動かしたいと表現しています。それは舞台作品でも変わらない大事なこと。一人でも多くの型の心を動かせるような一日一日、一公演一公演にしていきたいです。
キャン・GP・マイカ
「アイドルってこんなにすごいんだ」と見てくれた方の度肝を抜くような、「やべぇぞこいつら」って思ってもらえるようなものにしたいと思います。頑張ります。
ユイ・ガ・ドクソン
初めての舞台。この十数日間は日々生まれ変わる、死んで生まれて、死んで生まれてを繰り返してきました。その集大成をみなさんにお届けするのが楽しみです。
テラシマユウカ
初めての舞台。いつもとは違う『プレイハウス』だけのみなさんとそろってやれる新鮮な機会なので楽しみです。
ユメノユア
いろいろ勉強させていただきました。初めて劇場に足を運ぶ方も多いかもしれないですけど、私たちのファンにとっては新たな舞台というエンターテインメントを知ってもらったり、知らない方にはGANG PARADE、他の俳優陣の素敵な魅力が少しでも多く伝わったらいいなと思います。
月ノウサギ
みんなの遊び場をコンセプトにライブ活動を中心に行っていますが、(この作品で)根本さんや磯村さんたちと一緒に新しい遊び場を創り上げていけるのがうれしいです。
ハルナ・バッ・チーン
私は夏が1年を決めると思っているので、今年の夏は『プレイハウス』で締めくくれるのがとてもうれしい。ギャンパレの曲をたくさん生かしてくれているのがうれしいです。楽しんで頑張ろうと思います
ナルハワールド
舞台も稽古もいろんなことが初めてで一つひとつが新鮮で楽しかった。皆さんにもたくさん楽しいものを届けられたらいいなと思っています。