残暑はまだまだ続く…【スメルハラスメントその実態と対策】

内側に和紙(指定外繊維)を90%使用し、履き心地、汗や蒸れ、耐久性にこだわって作った靴下。蒸れやニオイに悩む人に人気「Ashi tabi (麻砂旅)」(1200円/株式会社ユースタンダード)

加齢臭ばかりじゃないよ!


 においについては「年齢」からくるものではなく「生活習慣」からくるにおいを指摘する向きもある。

 コニカミノルタ株式会社はニオイ評論家の桐村里紗医師と共同で「生活習慣」にフォーカスした新しいにおいの概念 「生活習慣臭」を提言し「生活習慣臭啓発プロジェクト」を行っている。

 これは加齢臭は仕方のないものではなく、日々の生活習慣の見直しや心がけ次第で、加齢により発生するにおいの改善は不可能ではないというもの。

 ここでいう生活習慣臭というのは、ストレスフルな仕事、深夜の飲み会、無理なダイエットなど、生活習慣の乱れが原因となり発生するにおいの総称。今後、同プロジェクトでは生活習慣臭を毎日チェックし、習慣づけることで一人ひとりが生活習慣を見直そうとする意識改革を促していくという。
今後来るハラスメントって?

 今では「○○ハラスメント」という言葉があふれかえっている。もっともセクハラ、パワハラ、モラハラ、スメハラといった万人が納得するものの一方、細分化しすぎている印象も。なにがなんでもハラスメントという言葉をつけるのはどうしたものか。

 一時、猫舌の人や外国人に不快感を与えるということで「ヌードルハラスメント」というのが言われたことがあった。これと同じパターンで来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて叫ばれそうなのが、ビールを飲むときにごくごくとのどを鳴らしながら飲むこと。日本人の中ではビールはごくごく飲みながら「ぷはーっ」とやるのが礼儀なのだが、外国ではそばをすすって食べるのと同様にマナー的に問題があるのだとか。

 今後、外国人観光客はどんどん増えていく中、痛風持ちでビールが飲めないおっさんたちと結びついて「ビアハラスメント」が生まれる可能性もなくはない?
におい防止の裏技

【靴の中に10円玉】
 10円玉には銅が95%含まれており、この銅の持つ抗菌作用が靴の中の雑菌を分解。においを軽減できる。なるべくつま先のほうにも入れて一晩おいておけばかなりにおいはなくなる。

【にんにくには牛乳】
 牛乳の主成分であるたんぱく質はにんにく臭の原因である「アリルメルカプタン」と結びつきやすく、においを発する原因を阻止できる。できれば食前にコップ1杯の牛乳を飲んでおきたい。

【酢と重曹はめちゃくちゃ便利】
 アンモニアといったアルカリ性が原因のにおいには酸性の酢を、酸性の強い物質が原因のにおいには弱アルカリ性の重曹ににおいを軽減する効果がある。お湯に微量の酢を入れて足を洗うと足のにおいが消えるケースもある。
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